海外山旅 韓国済州島 漢拏山(ハルラサン)登山(平成24年5月10日〜13日)
アルペン芦山の女性会員5名のパーテイが韓国の名山、済州島漢拏山(ハルラサン)に登ってきました。M住さんからの便りです。
さぞかし、にぎやかで、はなやかで、楽しい山旅だったことでしょうね。・・・便りを有難うトミおじさん
写真の後段にM住さんよりの報告文があります。
城山日出峰ハイキング つつじ咲くハルラ山
ハルラ山国立公園案内図 全行程をしるしたボード 城坂岳登山口出発前
朝霧に包まれて 溶岩道で一休み
ツツジ畑退避所 男子高校生と一緒に
頂上まで続く木の階段 ハルラ山頂上
観音寺コース下山中 オルレハイキング
オルレハイキング 万丈窟の洞窟前 美味しい海鮮料理
済州島・漢拏山(ハルラサン)登山 (2012年5月10日〜13日)
韓国の最南端に位置し温暖な気候で、「東洋のハワイ」とも呼ばれている韓国最大の島・済州島(チェジュド)」は漢拏山(ハルラサン)の噴火によってできた火山島。この時期どこに行ってもお花でいっぱいの美しい島である。
第一日目は朝9時のフライトで関空を飛び立って10時半済州着。
午後は済州島を代表する絶景で世界自然遺産にも登録されている城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)をハイキング。海抜180mの頂にある噴火口へは30分ほどで登って済州島らしい絶景やら火山景観を見る。
二日目は島の中心に聳える韓国最高峰1950mの「漢拏山」登山。城板岳登山口(750m)から開始。
山頂を経て観音寺コースへ下る健脚向きコースを取る。歩き出しは早朝の霧に包まれての幻想的な木道歩き、次第に青空が広がって気温も上昇し気持ちは高揚しつつも、溶岩のゴロゴロした登山道は歩きにくく、段差も増して汗が流れ心臓バクバク。。。
ツツジ真っ盛りのこの時期、ツツジに癒されながら足を進めていく。
3年前にも同じコースを歩いたが、大きく違う点は出発点から歩きやすい木道に変わり、砂利も敷かれて整備され、おまけに途中何箇所かの待避所も新しく設置され快適になったこと。
韓国独特の頂上まで続く木の階段にも手が加わって足には負担が少なくなった、とはいうものの延々と続くときつい、きつい。
金曜日なのに芋の子を洗うような頂上の大賑わいがウソのような静かな観音寺コースから振り返る漢拏山は雄大で男性的。表と裏の二面性を持つ漢拏山を目の当たりにする。歩行時間はコースタイム通りやはり9時間の歩きとなる。
メンバー全員で登ることはできなかったが、途中、スクールトレッキングと称して登っていた男子高校生たちとの楽しい笑いや、何人もの韓国人ハイカーとのおしゃべりや差し入れもあったりで、国を超え、言葉の壁も越えて異文化交流できたことは忘れられない思い出である。
三日目は最近注目を集めている全長200km以上・全18コースのオルレ(道)の中から島南部にある豊かな自然景観が味わえるbVを選んで海中にそそり立つ奇岩や海の青さに見とれながらの海岸線ハイキングを楽しむ。
四日目は漢拏山の噴火によってできた洞窟「万丈窟」を観光し、主婦ならではの東門市場での食材ショッピング、夕刻遅くにザックに思い出とお土産いっぱい詰め込んでの帰国となる。
意外に大きな島の交通網はバスかタクシー、といってもどこまで行っても運賃はとてつもなく安い。市外バスターミナルからバスに乗って登山口へ赴いたり、東部・南部へと足を延ばしたり、またタクシーも交渉すると快く応じて5人乗りにも目をつぶってくれる運転手さんもいたりで、交通費は最小限に抑えられ嬉しさ100倍。おまけに海の幸の宝庫である済州島は食べ物も美味しく安いので毎日豪華な食事となる。
4日間ずっとお天気にも恵まれて、女5人、目いっぱい楽しんだ済州島の旅でした。
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