比良・白滝山ハイキング(平成24年6月10日) トミおじさん参加
比良山系は奥が深い。・・・・このあたり「奥の深谷」と呼ばれる沢のぼりのメッカだよ・・・。白滝山はまさにこの奥深い沢沿いにあります。
JR堅田駅前発の直行臨時バスで坊村へ、明王院前から山にはいりました。
梅雨入りして山は雪どけの水と雨水とあわせて大量の水を蓄えているようです。植物は充分すぎるほどの水分を吸ってしたたるような緑です。
あっちも緑、こっちも緑、眺めるだけで眼が癒されます。
曇り後晴れの天気で、ときどき、ちらっと木漏れ日も射し込むけれどほとんど日陰の道。濡れた枯葉の積もった道からヒルも一匹現れましたが被害者は一人だけで済みました。
「ゴトン・ゴトン」と上の方から妙な音が聞こえてきてボクは咄嗟に「落ック!落ック!」と大声で叫びました。その声を聞いて、ボクの後方4人目の人がかろうじて身をよじって除けるなか径20p位な石が列をよぎって飛んで行きました。
危なかったぁ〜。
眺望はないけれどブナや広葉樹の森のなかの池めぐりは心休まります。薄い霧が立ちこめてメルヘンチック、幽玄の味わい。誰もいない静かな池にカエルの鳴き声だけが盛ん。どうやら繁殖期みたいです。
下りも沢沿いの急な細い道、オンボロ木橋も滑りそう。流された橋もありキワドイ登渉となりました。全体に危険度はかなりありました。
ワサビ大滝、夫婦滝は水量が増して勢いがあります。今日の山はマイナスイオンとフィトンチッドがみちみちているよ。
「紅葉の秋には、もう一度、是非来たい」の声も多いです。
帰りのバスは1本のみ。間に合うようピッチを上げて下山。今日の参加者は会員10名一般4名計14名。皆よく頑張ってバス発車に間一髪セーフでした。
<写真と文はトミおじさん>
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