ツレモテイコラ 熊野へ ツアー(平成24年12月8日〜9日)
和歌山弁で「一緒に行こう」のツレモテイコラ熊野への山旅は、毎度、アルペン芦山会員そして「熊野古道の語り部」をされておられるSさんの楽しい企画です。
最近は話題の多い世界遺産の熊野古道を歩き、地元の味覚いっぱいの料理を堪能して、さらには野趣あふれる温泉を楽しみます。
今回も会員T郷さんから楽しい写真と感想文が届きました。・・・便りを有難う トミおじさん
<写真と感想文ははアルペン芦山会員T郷さんより>
牛馬童子口前
牛馬童子前
千人風呂入浴風景 熊野語り部 Sさん 民宿立石料理
発心門王子前 こもをかぶった地蔵さん
熊野語り部のSさん 熊野の山々をバックに
ちょっと寄り道 展望台
古道歩きの皆さん
2012ツレモテイコラ熊野ツアー(12/8〜12/91泊2日)感想
12/8(土)8:50JR大阪高速バスターミナルから12名、OCATで1名乗車、13名全員揃って出発。
途中紀ノ川SAでトイレ休憩。凄い雨。皆不安。予定通り11:50に紀伊田辺駅到着。天候は曇り。
12:25発の龍神バスに乗る。途中昨年の秋の大雨の爪あとがところどころに残っている。13時半頃、牛馬童子口で下車。天候は同じく曇り。
私にとっては2年振りの熊野古道である。菅笠に綿入れ丹前着姿のリーダーSさんの語り部話しを聞きながら古道の山道を登り始める。
牛馬童子、牛と馬に乗った童子、意外に小さい。色々と云われががあるらしい。そこを過ぎると近露の里への下り道。天候が急変、みぞれが降り出してきた。風も強い、寒いはずだ。14:50近露王子バス停到着。
16:02発川湯温泉行の龍神バスの時刻が12/1から変わっていて17:33までバスは来ない。これは困った。Sさんがどこかに電話している。「本日泊る川湯温泉の料理民宿“立石さん”から迎えの車が16:00に来てくれることになった」と聞き、皆ひと安心。
みぞれもおさまり、寒空の中、近露の里付近の散策と休憩所でそれまでの時間を過ごす。
休憩所の中で同じくバスを待っていた広島からの若い女性2人連れの旅行者、同じ川湯温泉の別の民宿に泊り明日の行程も我々と全く同じだと言う。Sさんが声をかけ、民宿“立石”さんの迎えの車に同乗し且つ明日も一緒に歩くことになった。
16:30川湯温泉に到着。早速、男女共宿用意の入浴下着に着替え、“千人風呂”に出かける。寒い中しばらく歩くと河原の一部を砂利で囲った風呂があり、男女が混浴で入っている。首まで浸かると寒くもなくちょうど良い湯加減だ。詰めて入ると700人ぐらいは入れるという。
“千人風呂”のあと、共同浴場に入って宿に帰る。宿ではいつもながらの超豪華な料理が並べられている。伊勢海老・熊野牛のしゃぶしゃぶ・シカ刺し、岩魚・骨酒・てんぷら・茶碗蒸しなど食べきれないほどの豪華さだ。すごい晩餐会になった。地元のお酒も1升を空けた。18時頃から始め20時半まで楽しむ。
12/9(日)7時前に朝食。昨日出た伊勢海老の汁物は格別うまい。7時30分、宿の車で発心門王子まで送ってもらう。ストレッチ体操のあとSさんの語り部話しを聞きながら中辺地を歩く。
天候は昨日と違い爽快。整備された古道を水呑王子を過ぎ10時頃、伏拝王子・和泉式部供養塔前の茶屋で休憩。古道の道端のお地蔵さん、雄大な景色とSさんの語り部話しを聞きながら“ちょっと寄道”の展望台へ。眼下には熊野川と大斎原の鳥居が見える。熊野本宮大社には11時45分着。
ちょうど結婚式をあげた新郎・新婦に出くわした。新婦は白無垢の文金高島田。カメラを向けると新婦は手を振って答えてくれた。
皆で熊野本宮大社にお参りして本日“こだま祭り”が行われている会場へ出かけるが、時間もお昼を過ぎている関係上、地元の物産もほとんど売り切れの状態。小雨も降っていたのでバスの停留所へ向う。
12時25分大斎原から龍神バスに乗車。紀伊田辺駅の手前で下車、闘鶏神社を見学、そこから歩いて紀伊田辺駅へ。Sさんは明日と明後日の語り部の予定があって紀伊田辺泊まり。我々は20分遅れの15時20分発の高速バスで18時過ぎOCAT・大阪駅に到着。
Sさんには大変忙しい中、用意周到な計画とバスの切符・宿及びお昼の弁当の手配又、菅笠に綿入れ丹前着姿などみんなを楽しませてくれたことに大いに感謝したい。(アルペン芦山会員T郷記)
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