北八ヶ岳縦走 (平成25年12月31日〜26年1月3日)
アルペン芦山の女性トップクライマーI倉さんからの便りです。
毎年恒例、元旦に八ヶ岳を登山されていますが、今年は相当の悪天候だったみたい。写真の日付けを見ると元旦にはシャッターを切るチャンスはなかったようです。何も見えない雪の中をひたすら登ったり下ったり黙々と縦走されたのでしょうね。
・・・・お疲れサマでした。便りを有難うトミおじさん・・・
<写真と文はI倉さんから>
12/31日、特急、バス、ロープウェイ、を乗り継ぎ、歩いて20分、ランプの小屋縞枯山荘で年末を過ごす。
しみわたった空気の中、早い時間だけ低い位置にオリオンを見るが後は一変する。
明けて1日、縞枯山、茶臼山、丸山と三山を越えて目的地高見石への縦走。天気悪し、様子を見て8:30分出発。
北八ツだから大した事なかろうと思っていたが延々と急登そして急降下のくりかえし、がまん、がまん、忍、忍。
南八ツの縦走よりシンドイな、危険度は少ないが体力勝負である。何でこんなアホな事してるんだろうと思いながら黙々と歩く、二人だけの世界である。12:45分高見石着、行動4時間。
「よく三山を越えてきたね・・・」
と小屋の主人に言われ思わず心の中でホロッ…。
夜、風強し、吹雪、明日はだめだなと半分諦め高見石から降りようかと相談。2日、朝やはり天気悪し、せめてもと凍った白駒池を見に、1,30分で往復。暫くすると少し明るくなってきたね、抜けるかも知れないと言われ慌てて準備、10:15分出発。
中山ではだだっ広いため吹きっさらし低木にエビのしっぽがびっしり、ガリガリとしたところを、よろけながら進む。
12:30分黒百合着ようやく晴れ間が見えたのでここでの泊りをやめ下迄がんばろうと直ぐ出発したが、疲れているせいか、
「こんなとこ登るのヤダね」 と言いながら14:20分渋の湯着。
信玄の湯で、ホッ。この日の行動5時間40分。この年齢でようやったと誰かほめて〜。
(メンバーはアルペン芦山会員I倉さんと友人S園さんの2名)
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