表、妙義山 (平成27年5月25日~28日) アルペン芦山女性会員のグループ山行です。リーダーはベテラン I倉さん、そしてフレッシュ会員3名と、アルペン芦山OB S園さん計5名のメンバーです。 I倉さんからの便りです(写真も) 会員の方々それぞれ感想文も寄せられました。素晴らしい迫力のある充実した山行の様子が伺えます。 ・・・メンバーの皆さん 便りを有難うトミおじさん 心を一つにして困難を乗り越えた山行でした。2年前の裏妙義とは比べものにならない程のものでした。 繰り返される細い稜線のアップダウン、外傾のトラバース、長々とした鎖のアップダウン、パウダー状の土に小石が混ざる急降下。 気が付けば爪から鼻から真っ黒、垂直に近い長い懸垂下降その先に空中懸垂、見えないものえの挑戦に暑さも加わり喉はカラカラ。 初日、夜行バスで朝早く着き金銅山コースへ、中ノ嶽~西岳~星穴岳、まず中ノ嶽神社の長い階段で洗礼を受ける。寝不足には辛い、だが直に緊張の世界に入る。 2日目、金銅山と白雲山を結ぶコース、今度は妙義神社の長い階段を登り相馬岳から東岳方面に向う、その間に茨と書くバラ尾根があり刺を何度も登ったり下ったり、そして切り立った奇岩は長い鎖の連続、登りにタイブロックを使う。 下りは懸垂、直立した鷹戻しに登った時はヤレヤレ。東岳手前ルンゼを懸垂、やっと普通の登山道と思いきや100mはあるフイックスした太いロープを持ちながらの下山。疲れた脚にはトホホである。 (リーダーI倉さん記) 参加メンバーの感想は後段にあります。 ◆ 私は妙義でクライマーになりました。 ◆40年前に奇怪な山を妙義山だと知り、あんな山に登れるのかと思ってました。事前調べで不安を抱えての参加でした。
登山口から直ぐに急峻岩だらけ、垂直300㍍は切り立ったとげとげしい細い尾根。
鎖の数が半端なくシュリンゲ、カラビナを状況により使い方を教わりながら足が着かない初めての空中懸垂まで体験したのです。 I倉さんS園さん両先輩の手早いロープワーク等クライミングの色んなことが体験できたのでした。
私が成長した様で、とても充実した楽しい山行でした。
両先輩が前後に付いていてくれたお陰です。一生忘れることは出来ません、感謝で一杯です。(H中さん記)
◆頼もしい先輩方のお蔭で、楽しく安全に表妙義を縦走してきました。
5人の息もぴったりで、岩場を次々とクリアー。 ザラザラの下りは怖くて必死でしたが、初日の射抜き穴の空中懸垂は気持ち良くて癖になりそう!?※◎$%! 旅館の食事も美味しくたっぷりで、乾杯のビールの味も最高でした。
よく笑い、よく食べ、よく歩き、そして無事下山した大満足の山行でした。めでたし、めでたし。(M田さん記) ◆行程 (M田さん記録) 5/26(火) 中之岳駐車場6:45~6:53中之岳神社~7:45主稜のコル~10:20(星穴岳)射抜き穴下降点~(空中懸垂)~射抜き穴10:50~(50m懸垂)~11:40結び穴11:50~12:45中之岳神社~12:55中之岳駐車場 5/27(水)ひしや旅館6:45~7:35大の字7:45~8:15奥の院~10:05大のぞき~11:02タルワキ沢のコル11:15~11:33相馬岳11:40~13:50ホッキリ~(鷹戻し)~15:20鷹戻しの頭~16:30第四石門への分岐~17:12第四石門~17:33石門入口~17:45中之岳駐車場
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