万葉の大和三山ハイキング(平成27年11月15日)トミおじさん参加

 アルペン芦山の例会ハイキングです。ふだんはどちらかと言うと険しい山を好む会員ですが、ときには晩秋の大和路をのんびり楽しもうといった趣向。
 午前中は弱雨、午後からは晴れとあって会員7名、一般2名、計9名で畝傍山、香久山、耳成山の大和三山を辿りました。
 秋霞
(あきがすみ)もたなびく山を眺め、「春過ぎて、夏来るらししろたえの・・・」 と歌も口ずさみながら、ちょっと万葉人になったここち。
 自然の妙というか、ならの盆地に美しく配置された三山を眺めるにつけ、しばし古代を偲んで穏やかな気分にひたりました。

 リーダーのT本さんから便りが届きました。・・・有難う トミおじさん
 

 朝まで雨で9時ごろから曇という天気予報を見て、予定どおり出発した。ところが橿原神宮の入口に着いたところでにわかにザーッと降り出し、急いでカッパを着けて準備体操。小降りとなりまず三山で最も高い畝傍山(198.5m)へ。神武陵に向かう細道は木々がうっそうと茂っていい雰囲気である。
 雨もほぼ止んだ。本薬師寺跡を過ぎ、紀寺跡近くの奈良県立飛鳥庭球場で庭前の山茶花を眺めながら昼食休憩とした。
天香久山(152m)にはあっけないほどの登りで到着した。国見の歌で有名だが、木が茂り、いまはあまり展望はない。それでも木の間越しに平野が見渡せる。
 下って天香山神社から藤原宮跡まで、奈良の近世集落の雰囲気を残す、まことに気持ちの良い道だった。
 JR桜井線をひょいっと飛び越え、交通量の多い国道165号を横切って、近鉄線はちゃんと踏切を渡り、最後の耳成山(139.3m)へ。上りは山頂に向かって直登し、下りはぐるりと一周する道を取る。登山口に戻り、近鉄大和八木駅近くで解散した。ハイキングとしては少々物足りないが、見所も多く、楽しい道であった。

 0930橿原神宮前駅集合、0940発~橿原神宮入口1000~1042畝傍山1050~1230奈良県立飛鳥庭球場(昼食)1300~1325天香具山~1340耳成山登山口~1450耳成山頂~1530大和八木(解散)   (コース記録と所感は T本さん記  略)

  <写真はトミおじさん>

  
               
 
  
 
   ↑は新会員K林さんが撮影。 朝から霧に包まれた三山を見て、これはなかなかの山水画。雨もおつなもの・・・と。 楽しかったね。トミおじさん
              
         
    
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