アルペン芦山創立50周年記念事業
                           兵庫縦断トレール開発 

   
 ♦ 第1区 浜坂~海上 完歩しました。計画書と報告書はこちら 

 来年2016年にはアルペン芦山は創立50周年を迎えます。その記念として兵庫縦断トレールの開発を目指します。

兵庫県は両端の青森、山口県を除き、本州では日本海と瀬戸内海〔太平洋〕の両方に面した唯一の県です。
 この特徴をふまえ、日本海の浜坂から姫路までできるだけ一般道を通らず、歩くコースを作ろうというものです。
 長大な距離ですが、全体を約10区間にわけて逐次実施します。テント泊のコースから日帰りの簡単なハイキングコースまで、様々な区間のトレールとします。
 出発は1121日(土)、来年の秋までには、全区間の縦走を完成したいと考えています。 

           1.計画の概要
 この計画は兵庫県の日本海側から太平洋側までをつなげるユニークな山岳トレールとして、ひろく登山の愛好家にもご紹介して、新しい登山の楽しみ方を提案しようとするものです。具体的には日本海に面した浜坂の矢城ヶ鼻灯台から出発して出来るだけ山道を歩いて瀬戸内海に面した姫路の小赤壁までのトレールを完成しようとするものです。基本的な考え方は以下のとおりです。

(1)出来るだけ、すでに存在している登山道、林道などを使い、止むを得ない場合は通常の道路を使う。なお地形図には道が無い場合もすでに踏み跡がある場合は当然利用するし、一部では藪漕ぎのルートも存在する。

(2)ルートは8~10程度の区間に分けてそれぞれ独立に山行計画を立てる。   

基本は北から南に向うこととするが、積雪期には北部の山は計画しない。従って北から順番に実施ということではなく、季節などに応じて順番はバラバラになりますが、最後に記録を纏めれば、全行程が一筆書きになっていることを目指します。

(3)各区間は簡単な日帰りのハイキングから、23日のテント泊のものまで、様々なレベルのものがあります。アルペン芦山会員は自分の体力や興味に合わせて、少なくともひとつの区間には参加していただきたいと思います。完成後の記録集を見れば、全員の名前がどこかには掲載されているという、全員で完成する事業完成を目指しています。

          2.具体的なルート案

現在、運営委員会の中にチームを作って詳細計画を検討中ですが、概ね以下のような案を考えています。

第1区間  浜坂の矢城ヶ鼻灯台―千々見山―蒲生峠―牛ヶ峰山―海上(12日 民宿泊)

第2区間  海上―上山高原―扇ノ山―東因幡林道―赤倉山―氷ノ山―三の丸―日本分水嶺を通り―若杉(わかす)峠 (23日 テント泊)

第3区間  若杉峠―藤無山―銅山―富土野トンネル---明延に降りて1泊して翌日引き返す―若杉峠―若杉山―段ヶ峰(前夜は麓泊、明延泊の23日 民宿泊)

第4区間  段ヶ峰―川上(日帰り)

第5区間  川上―峰山高原―中坪峠―坂の辻峠―雪彦山(12日 ホテル泊)

第6区間  雪彦山―明神山―岡(中国自動車道近く)(日帰り)

7区間  岡―夢前川東の尾根―城山―夢前町清水谷(日帰り)

第8区間  夢前町清水谷―清水峠―書写山―山冨団地―近畿自然歩道―増位山―姫路駅(日帰り)

第9区間  姫路駅―仁寿山―小富士山―南山―高坪山―小赤壁(日帰り)

注:第6~9区間はもう1区間増やして、1日の行程を分ける方が良いかもしれません。合計の山歩きの日数は14日間程度。最後の小赤壁のコースは出来るだけ多くの人に参加していただ  き、全員で万歳をしましょう。以上は現在の素案ですので、今後更に詳細検討をします。 

          3.実施日程

今年11月21~22日に第1区間を実施(第2、第3区間は来年4月下旬までは積雪を考え無理)

  第4、第5区間は来年3月中旬以降は可能。

  第6区間~第8区間はいつでも可能。余り暑くならないころが快適。

  第9区間は最後にとっておき、ほかの区間が完了した後に、仕上げとして実施する。

  具体的には、例会として各月の山歩案内に掲載します。







  

 



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