アルペン芦山創立50周年記念 兵庫縦断トレール開発 第1区(浜坂~海上)(平成27年11月21日~22日) 兵庫県は摂津、播磨、但馬、丹波、淡路からなり本州で日本海と太平洋をもつ大なる県で「雄県兵庫」といわれています。 日本の近代登山発祥地芦屋ロックガーデンを地元にもつアルペン芦山は創立より半世紀50周年を迎えるにあたりこの雄県兵庫を日本海側から太平洋瀬戸内海に至る登山道を開発しようとしています。 出来るだけ存在する登山道、林道を利用しますが、ときには道のない山中に入り適切なルートを開発しようとするものです。 第1区は新温泉町浜坂の矢城ヶ鼻灯台から出発です。 日本海の水をペットポトルに採りました。縦断の目的を達したとき姫路の小赤壁の海にこの水を注ごうという趣向です。 このたびのルートは林道部分が多かったものの誰も進入したことのない山中で2万5千地図とコンパスで確認しながら、もちろん藪こぎもありました。 この冒険的なルート開発によって、あるときは緊張、不安もかんじながら、メンバー全員が協調して大いなるときめきと感動を得られたでしょう。 アルペン芦山会員16名参加(内4名は初日のみ)。 リーダーT田さんからの「山行計画書」と「山行報告書」はこちらよりご覧ください。 <写真はO村さん、T本さんより> 兵庫縦断トレール出発点 矢城ケ鼻灯台を望む。中央の山は城山 浜坂駅から矢城ヶ鼻に向う 浜坂港で日本海の水を汲む この断崖を回りこんだあたりに矢城ヶ鼻への登り口がある 矢城ヶ鼻灯台前で横断幕を掲げ出発の記念 矢城ヶ鼻より諸寄側の海を見下ろす 千賊断崖 矢城ヶ鼻より城山へ向う 突端に立つ矢城ヶ鼻灯台 加藤文太郎記念碑にて 城山への遊歩道は右手だが、直登コースに入る。 城山頂上 浜坂の町を見下ろす 千々見山頂上(物見台の上から) いよいよ藪に突入 暗くなるのと同時に池ノ尾林道に下った 民宿「なかいえ」で祝杯 民宿なかいえ 21日の到達地点から2日目のスタート 池ノ尾林道を歩き出す 良い道が延々と続く 中央に見える線(林道)を歩いてきた 遠くに牛ヶ峰山が見える 牛ヶ峰北西尾根の取り付き 林道歩きを終え、これから藪こぎ 牛ヶ峰山頂 牛ヶ峰山頂よりゴールの海上集落が見える 山頂から鳥越峠へ向って深い藪を進む。テープや踏跡が全く無くなる。海上に向って最後の小沢を下る。地形図には道はあるが、廃道になっている。 海上集落の畑に出る最後の藪 牛ケ峰山頂からは尾根、谷を下り海上へ(点線は県境) home |