アルペン芦山創立50周年記念                  
              兵庫縦断トレール第6区間
(その1)
(小畑トンネルから雪彦山)(平成28年4月9日)

                                     
                   全体計画  第1区のHP 第7区のHP

 
兵庫県は日本海と瀬戸内海(太平洋)を有する 「雄県兵庫」 と言われます。アルペン芦山では創立50周年記念行事として、この兵庫県を縦断するルートの開発事業を行っています。
 全ルートを9区間に分けて、昨年年11月に第1区日本海側、浜坂から海上まで、今年2月27日に区間 岡~夢前川東岸の連山~宮置完歩しました。
 引き続いて今回は第6区間(その1)のルート
 「小畑トンネルから雪彦山 を実施完歩しました。参加者は会員は8名。
 T田さんより便りがありました。

 このコースは雪彦山から明神山に至る尾根の中間部の峠の下を小畑トンネルが通っており、そこから北に向かって雪彦山に登ろうというものである。なお南に向って明神山に登るコースは第6区間(その2)として7月に実施予定である。
 この尾根は雪彦山の頂上直下で一般の登山道に合流するまでは全く登山道はなく、地図とコンパスを頼りに登る面白いコースである。
 姫路からバスで前之庄まで行き、そこからジャンボタクシーで小畑トンネルまで行った。
 トンネルの上の峠のあたりは一面のミツマタの群生地で一面に黄色い花が咲いており、こうしたルートを登る者の特権を味わった。できるだけ忠実に尾根を辿ったが、二つ目の小ピークで見事に間違い、1時間弱の時間ロスが発生した。これも良い勉強になった。正しい尾根道に戻り、ここからはひたすら尾根を登る。余り眺望はよくないが、藪はさほどない。
 655mの三角点あたりにはタムシバの真っ白な花(コブシと見分けが難しい)が群生していてなかなか素晴らしい。
 更に登ると866mの三角点でここは馬立頭(ウリュウド)とよばれる立派なピーク。ここで南西方向から登って来る尾根と合流するが、この尾根が行政境界であるため、ここからは至る所に境界杭があり、ルートは明確になった。一度下ってさらにひと登りすると雪彦山への登山道に出た。ヤッターと全員で握手。

 当初計画ではここからもと来た尾根を引き返すことにしていたが、すでに時間は午後3時近くになっており、一般道を下ることにした。荷物を置いて空身で頂上を往復、登り11分であった。下山は大天井岳を経て一般道を下ったが、岩場が多いコースであり、全員疲労が出てくる時間なので慎重に下った。
 携帯でタクシー会社に迎えを雪彦山登山口に変更してもらうように伝え、午後530分に無事登山口に下山した。ここから行きと同じジャンボタクシーに乗り姫路駅まで送ってもらった。前之庄からバスに乗るのと300円強しか違わないので、人数が揃えばジャンボタクシーは効率的である。

 このルートは距離的に長く、かつ登り下りが多いので結構ハードなルートだが、藪は余り無く地図読みの訓練には絶好。時期的にも麓は桜、中腹はミツマタ、上部はタムシバと様々な花に出会い、思った以上に充実した山行となった。
 なお、有志が反省会と称して、姫路駅前で最近有名になった「姫路おでん」で一杯やったが、一度試してみることをお奨めしたい。(T田さん記)

                  
 詳しい山行記録はこちらから

  
 <写真はT本さん、O村さん、T田さんより提供>

 
   
   
      
  
  
  
     
      

 
                       作図 I居さん
                                      
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