中山道(なかせんどう)を歩く 第5回目(平成28年6月18日~22日)

  アルペン芦山会員Sさんの中山道歩きは去年3月第1回目からはじまりこの度5回目の便りがありました。・・・便りを有難う トミおじさん

 一緒に歩いているOさんのお友達から赤沢自然休養林と開田高原を案内していただけると連絡があり、以前から赤沢森林鉄道は乗ってみたかったので、初日は中山道から外れて遊びました。
 当日は雲一つない良いお天気で気温もグングン上がり夏日。
 翌日も晴れの天気予報で、コースは須原から木曽福島まで延々国道19号に沿って歩くので、急きょ予定を変更して下諏訪から歩くことにし、宿に到着後お風呂も後にして手配のやり直しです。
 二人共次回確実に歩けるのは12月で、一番の難所の和田峠は冬積雪で歩けないからです。
 宿が取れた長久保まで下諏訪から30キロ余り。歩ける自信は無かったのですが、宿が迎えに来てくれるというので歩くことにしました。

 偶然ですが、初日の18日NHK土曜歴史ドラマで一路を見ました。前回は和田峠、今回は62両を取られた主人公を助けたのが佐久ホテルのある岩村田宿の藩主でした。
 作者の浅田次郎さんも中山道を歩かれたそうで、親近感を持ちました。

 今回も道をよく間違えましたが、東京から歩く人が多いので、道標が京から歩く人には裏側しか見えず見逃していた事が多かったことがわかりました。

 毎日の記録は写真の後段にあります。

                                                 前 第4回からさかのぼって第1回まではこちらから
    <写真もSさんより>

  
                                         メロンケーキとコーヒー                         笠取峠松並木                                                                  
         
          熊野のお札が古い旅館に                     軽井沢のツリーハウスのあるカフェ                     今回の二ャンコ

                       
                         浅間山と北陸新幹線                                     中山道 中間点
             
                   諏訪大社の後祭り                                                  中山道 浮世絵
        
   
              長久保宿浜田屋                                         和田峠古図

      6月19日(歩行距離: 約27キロ、天候:午前晴れ、午後雨)

 木曽福島から塩尻経由で下諏訪に着き、9時40分から歩き始め、途中伏見邸で招き入れられ野ブキの煮物、半分凍ったおいしい野沢菜等でお茶をごちそうになる。これだから街道歩きは止められない!
 諏訪大社の御柱のお祭りは済んでいましたが、御柱を落とす所に通りかかると後祭りの真っ最中で、粗塩部屋のお相撲さん達もおられたので写真撮影。それで舞い上がってしまったのか標識を見落とし方向の違う荻原まで歩いてしまい30分のロス。
 昼頃雨が降り出し、浪人塚の手前のペット霊園の東屋でランチにし、1531メートルの和田峠を目指し登りが続く。
 14:20分和田峠に到着するが、霧と雨で早々に下山道へ。東餅屋立場通過後の旧街道への分岐が分らないままヘアピンカーブが続く。
 かなり下りた所ではるか下に旧道らしい道が見えたが、とても引き返す元気はなく、そのまま国道を歩き続ける。
 142号線をひたすら歩くが、大型トラックがビュンビュン、歩道も無い部分が多く、恐怖の歩き。和田宿に入り暫くして、宿からも心配して電話が入り、目的の長久保宿の手前まで迎えに来ていただく。
 その日は宿で夕食の提供が無いので、途中コンビニに寄ってもらい夕食を購入し、7時前に長久保宿の浜屋旅館に入る。
 女将さんから道を間違って歩けなかった和田峠からの下りは、とても良い道と聞かされ悔しい想いをする。折を見つけてこの部分だけいつか歩きたいものだ。
 

      6月20日(歩行距離: 約23キロ、天候: 晴れ)

 7:10浜屋旅館を出発、笠取峠の松並木は保存状態が素晴らしく、江戸時代に戻ったよう。
 芦田宿のふるさと交流館で、新鮮なニンジンジュース、望月宿の和菓子屋さんでこの時期だけの笹餅をゲットし、八幡宿の八幡宮でランチ。
 このあたりから左足のマメが破裂し痛くて歩きにくくなる。次の塩名田宿の薬屋さんで手当てをしてから又歩き続ける。
 両側は果樹園でリンゴがたわわに生り、左手には北陸新幹線の向うに雄大な浅間山が見える。
 16時過ぎに岩村田宿の佐久ホテルにチェックイン。何も知らずに予約したが、この宿は武田信玄も入ったという温泉がある創業正長元年(1428年)の由緒ある旅館で、夕食は鯉づくし、宿泊した有名な文人の名前が部屋に付けられ、我々の部屋は、“藤村”で、サービスもよく、非常に割安感がある宿でした。
 
      6月21日 (歩行距離:19キロ、天候:午前雨、午後晴れ)

 8時出発、雨の中小田井宿を過ぎ、10時20分頃追分の手前の笑坂を過ぎたあたりの左側にバラが咲き乱れ、おとぎの国のようなカフェを発見し、メロンケーキでお茶することに。ケーキは全部ホームメードでおいしく、とても居心地がよかったのですが、先があるので30分だけにして、次は追分宿。
 ここは北国街道との分岐の宿ですが、このあたりからおしゃれなお店が増えてきて、早速自然酵母のパン屋さんで好みのパンをゲット、図書館も併設された中軽井沢の駅でランチし、沓掛宿を過ぎ、14時過ぎに軽井沢宿に到着。
 軽井沢は看板が無く、カラ松林に年代を経た別荘、おしゃれなレストランやカフェはもちろんのこと、何故かソーセージ屋さんが多く、チョコレートファクトリー、プリンスホテル系列のアウトレットモール、骨董品屋、ギャラリー等々、二人共“見て、見て”の連発でした。
 夜行バスの出発まで時間があったので、軽井沢駅からシャトルバスで、“星のリゾート“の温泉に行き、ゆっくり疲れを取り, 森の中を散策し、お店やレストランを見て又シャトルバスで軽井沢駅に戻り、20時23分夜行バスに乗り、翌朝それぞれ帰宅しました。
 軽井沢は初めてでしたが、想像以上に素敵な所でした。次に続きを歩く時に又行けるので楽しみです。

 できれば12月までにもう一回歩きたいと思いますが、炎天下での歩道のない国道歩きはつらいこと、軽井沢の向うは碓氷峠で、冬は積雪がある事、舗装の道の長距離歩きはマメができること、続けて歩けるのは3日間が限度、交通費等を考慮して次の計画を立てたいと思います。                     (Sさん記) 
                                                                                            home                                                                                              
      

                         

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