富士山トレーニング
 (平成28年7月9日~10日)

 アルペン芦山創立50周年事業として今年7月から8月にかけて実施されるマッターホルン登頂とスイスアルプストレッキングに向けて、高所順応を兼ねて富士山でトレーニングが行われました。
 参加者はマッターホルンを目指すリーダーK村さんをはじめ会員7人でした。T本さんよりの便りです。


 9日は富士宮口の山開き前日で、まだ開いていない小屋が多く、バスの着く5合目から近い新7合目の「御来光山荘」へ。
 雨がひどいので1時間あまり5合目レストハウスで待機し、少しましになったところで出発しました。
 小屋はすいていました。17時にカレーの夕食、明日の朝食の菓子パン二つとポカリスエットももらいます。夜にはすっかり晴れ、天の川や夜景がきれいに見えていました。

 10日は0時すぎから出ていくパーティで目が覚めてしまうため、われらも予定より早く2時半に起床。3時に出発します。
 4時頃には東の空が明るみ、まもなく日の出です。この時期の朝は富士宮口は日陰で、御来光は拝めません。その代わり日が昇ると影富士を見ることができました。
 登山道は渋滞も全くなく、8合目、9合目と過ぎ、9合5勺から最後の急登を登り切ると目の前がさっと開けて富士浅間大社の真新しい奥宮が鎮座する頂上広場に出ました。
 最高所の剣ケ峰は目の前ですが、さすがに空気は薄く、ヒイヒイいいながら到着。
 お鉢巡りで荒々しい火口壁や雲海を眺めたあと、いよいよ1,300m余りの下りです。ビュンビュン追い抜いていく若い人や、登ってくるグループ、家族連れとすれ違いながら、ゆっくり下って、ぎりぎりに13:30のバスに間に合いました。
 それにしてもさすがは最高峰。かなり疲労し、頭痛もありました。しかしこれで高度順応がちゃんとできていればスイストレッキングを楽しめることでしょう。
                                                                                     (辻本さん記 略)


      <写真はT本さん H本さんより>
   
  
      
             
   
   
               
  
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