夏山  継子岳・摩利支天 (御嶽山)  (平成28年8月8日~10日)

 アルペン芦山の女性会員 I倉さんとT寺谷さん二人による木曽御嶽山の継子岳と摩利支天の山行便りがそれぞれからありました。  

 夕暮れの雲海に浮かぶ虹色の空、まだ少し明るい目の前にある摩利支天の頭に三日月が輝き、夜には大きな星がいっぱい、そして朝陽が雲海上に顔を出し黄金色に輝き光を放って明るくなった眼下の三の池が青と緑に映し出され、うっとり。どの場面も目に焼き付いた。
 大好きな御嶽山の噴火はショックだったが剣ヶ峰付近の立ち入り禁止を除いて登れるようになったので継子岳と摩利支天を実行しました。
 午後は天気の変化もありうると思い濁河の宿を夜明け前の4時に出発。
 以前登った時よりしんどかったけどご褒美のように飛騨頂上に着くとパッと世界が広がって、東西南北アルプスの雄姿が展望できた。
 五の池小屋で休憩後、継子岳の1峰、2峰と四の池の外輪を周って飛騨頂上に戻った。やはり午後はガスが湧いて消え、湧いて消えていた。
 翌早朝、今度は摩利支天へ、そこから剣ヶ峰に手を合わせた。
 今年は夏の花の開花が早かったそうで秋の花に変りつつあった。でも、コマクサはまだ見応えがあった。
 小屋ではスト-ブにあたり、一期一会の人達と語りあい、ゆったりとしたひと時に街では味わえないこの気持ち・・・帰りたくな〜い静かな一晩でした。(板倉さん記)

 天候を考慮し出発日を変更のため4人参加の予定が2人の山行となりました。
  8日 標高1800mの濁河温泉「プチホテル濁河温泉ロッジ」に宿泊。大きな釜風呂の温泉と美味しい料理に大満足。
  9日 朝4時に出発。約5時間で五の池小屋に到着。手作りのシフォンケーキとコーヒーで一休み。荷物を置いて継子岳へ。外輪を周回。コマクサの群落やリンドウが可愛い。
 10日 雲海の向こうの大きな日の出に感動。小屋から摩利支天乗越へ。眼前に剣ヶ峰。富士山も見え360度の眺望に感動。
    下山後は、温泉に入り美味しい山菜そばを食べ帰路へ。楽しい山旅でした。(T寺谷さん記)

        <写真はI倉さんより>
      
 
          
       
            
        
             
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