アルペン芦山創立50周年記念
        マッターホルン登頂とスイスアルプストレッキング 2016/07/27~08/08日 その2  K村さんのアルバムから   

  参加者は会員 CL K村さん SL T本さん  H本さん O本さん T田さん夫妻の計6名です。
  マッターホルン登頂を目指したのはK村さんのみ、その結果は・・・

   <K村さんからの報告>


 アルペン芦山50周年事業の一つとしてスイスアルプストレッキングとマッターホルン登頂を計画しました。
 トレッキングは天候と元気な仲間に恵まれ、国境{スイス、フランス、イタリア}を跨いで予想以上に素晴らしい山々を眺めることが出来ました。
 私が登頂を目指したマッターホルン(4,478m)は、ツェルマットからのケーブルが着くシュワルツゼー駅から標高差660mのヘルンリ小屋(3,260m)が出発点です。此処でスイス人ガイドと登頂前日(8月2日)の夕方に落ち合い、打ち合わせをします。
 登頂日(3日)は朝4時起床、4時20分小屋を一斉に出発しました。真っ暗な中、取り付きへ向かうヘッドライトが続きます。
 取り付きから上部は3級程度の岩場が延々と続きます。一部4級程度の岩場も出てきますが、ロープが張ってあり難しくはありません。それよりもボジションを取るのに必死でした。
 この山はヘルンリ小屋から頂上往復のタイムトライアルです。遅ければ容赦なく切り捨てられます。
 私の場合は頂上直下の岩壁基部まで到達しましたが、岩壁は上り下りのクライマーで大混雑でした。登下降路は一本しかありません。例えて言えば槍の肩から頂上に登るときに登下降路が一つしかないときの大混雑です。
 この状態で頂上に往復し、下山すると大幅な時間超過になるとのガイドの判断で、下山を促されました。ガイドとしては頂上に往復しての下山では混雑が酷くなると考え、その場からの下山が最良と思ったようです。
 この山の登山路は殆どが岩稜帯ですが、所々に雪渓が残っておりアイゼンワークとピッケル操作が必要です。またこれだけ長い岩稜帯の下降は初めてでしたが、3級の岩場を前向きに下るとなると、かなり体力を消耗します。一部懸垂下降があるとほっとしました。
 取り付き地点に下り、ヘルンリ小屋到着は12時30分。ガイドの労をねぎらい、今回の登山を終了しました。小屋からケーブル駅までの標高差660mが非常に足にこたえました。
 今回の登山に関しては50周年記念行事の一環として取り組みましたが、私の力不足により登頂できませんでした。会員の皆様にお詫びいたします。
 小屋での打ち合わせの時、ガイドは 「この山は登山ではなくスポーツ競技です。明日はここに居る全ての人が敵となります。人を押しのけてでも登らないと頂上には到達できません」 と話していました。 周りを見れば若い人たちばかりで、年齢は高くても中年ぐらいの人たちでした。体力とスピードが無ければ登頂は難しいと思われます。今後挑戦を考えている方々にはアドバイスは出来ますので相談してください。
 今ヨーロッパの登山は、荷物は最小限で、出来るだけ身軽に早く登下降し、目的を達成する登山が主流になっています。(K村さん記)

  
  
     
   
  
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