近代登山発祥地ハイキング(平成28年10月2日) トミおじさん参加

 アルペン芦山の清掃ハイキングで年4回行われている例会です。以前は 「地獄谷清掃ハイキング」 とよばれていましたが、23年より 「近代登山発祥地ハイキング」 と呼ぶようになりました。
 大正時代、登山家
として知られる藤木九三(1887-1970)が、この地を日本の近代登山の発祥地と位置ずけ 「芦屋ロックガーデン」 と命名しましたが、なかでも地獄谷、ピラーロック、荒地山周辺はその核心部です。アルペン芦山は、この地を地元として登山訓練や清掃を続けていることに誇りをもって、「近代登山発祥地ハイキング」 とした経緯があります。
 
 今日のリーダーは当会では新人のT井さん。参加人数が多く24人。そのうち1人が西脇から来られた一般の方です。
 会員は慣れたコースですからいつものようにすいすい登りますが、一般の方は初めての地獄谷ということで、リーダーさんが付きっきりでサポートされて無事登りきることが出来ました。
 「おかげで大変厳しい岩場も登ることが出来て嬉しいです」 とおっしゃる。・・・多分リーダーの指示通りに無我夢中で通過されたことでしょう。でも今日一日では地獄谷の全体的姿、形状はわからなかったことでしょう。この地は2度3度、何回も繰り返して登ってこそ、その素晴らしい景観を実感されることでしょうね。

 10月になって少し山には秋の気配があるかなと思いきや、まったく逆で、蒸し暑い夏に逆戻り、湿気をたっぷり吸ったようなきのこがあったり、珍しく猪が横池で泳ぐ姿もありました。・・・ちょと異常気象かな・・
 横池で解散。参加者は有馬、岡本、荒地山、キャスルとそれぞれに進まれる。トミおじさんは人のあまり歩かない地獄谷西尾根を高座滝へ下山。
 高座滝ではたまたま前述の藤木九三を偲ぶ 「藤木祭」 が開催されていて多くの岳人たちが集って賑やかでした。

   <写真はトミおじさんとO村さんより、文はトミおじさん>

 

        
  
 
                
           
  
 
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