マニアック六甲山巡り⑨ “荒地山界隈”(平成29年1月15日) トミおじさん参加

  アルペン芦山のユニークな山行、O村さんが主宰しています。
 今日のマニアックハイキングの山域は荒地山周辺から住吉川までの六甲山中腹一帯で狭く、歩行ルートの主な目的はバリエーションです。
 前夜半より日本列島を寒波が襲い、日頃は温暖な芦屋の街も早朝はうっすらと雪を被っていました。

 荒地山周辺は縦横無尽に枝道があります。それは大小の岩がごろごろある岩海や樹林の中にかすかな踏み跡としてあります。もちろん登山地図にはありません。ロックガーデンを開いた藤木九三のRCC時代からのルートの痕跡、あるいは関電工事ルート、境界線であったり、名も知らぬ登山者がつくった道かも。
 あたり一面、緑の笹の上に、茶褐色の落ち葉の上に、,朽ちた倒木の上に、積もる白い雪の風情は 「美しい!」 
 ルートは雪に消されて見つからない状況にありますが地形を読み、地図を読んで進みます。ときには樹の枝をつかんだり、レイバック、スメアリング・・・岩登り技術も必要ですよ。
 狭い幅のトラバースは一歩どころか半歩間違えると大変だぁ~。
 それでも普段は見られない雪化粧の樹林の景色を楽しみながらアップダウンを繰り返します。
 「日常では、めったに出来ない素敵な体験だよね・・・これこそマニアックの味わい・・」
 アルペン芦山会員15人参加 (82歳、83歳、86歳の高齢会員3人も、平均66歳以上) が子供のような冒険心をかきたてて、ことさら難儀な道を選んで楽しみました。
 もう1月半ば、時の流れは速い。でも今日の一日は慎重に歩行して長い一日になりました。
・・・ものすごく面白かったですね・・・。

                                                
歩行軌跡図はこちら (O村さん作製)

   <写真はO村さんK林さんトミおじさんそれぞれ撮影、文はトミおじさん>

 
     
               
 
 
  
 
   
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