雪山・春山トレーニング山行“武奈ヶ岳(細川ルート)” (平成29年2月25日)

 
アルペン芦山のトレーニン例会山行です。 CL Y田さん、SL K田さんから、それぞれ写真と便りがありました。

 
雪山・春山トレーニング山行中級・上級編。ルートは細川尾根~武奈ヶ岳~坊村。細川尾根は地図ルートは無く、冬はルートファインディング力が必要。時期や積雪によって深い雪のラッセルになる可能性がある。.キックステップ歩き、ストック・ワカンを使っての深雪ラッセルなど、1月に実行した、雪山赤坂山、岩籠山、などの雪山基本動作の仕上げとして企画した。
 困難なルートを予定コースタイム通りで登頂し全員無事下山するのが今回の目的。

 電車・バスを乗り継ぎ9時40分に細川集落に到着。メンバーにはスケジュールをあらかじめ伝えていたので動作はスムーズ。コンパスをセットし、10時ツボ足で出発。
 尾根直登コースの冬道を選択。案の定、いきなりの急登で汗だくになる。雪を利用し、木を掴んで、はい登って行く。
 雪質は堅く締まっており歩きやすい。ワカンを装着し先頭交代でルーファイとラッセル訓練歩行。トレースがはっきりと付いておりルートは明白、積雪は1ⅿくらいあるが締まった雪でルートを外さなければもぐらない。
 このあたりからブナの自然林になり、やがては小さなピークで大杉を確認。
 ブナに樹氷が付いて美しい、雪はふかふか、さらさら、メルヘンの世界に入り込んだ感覚。稜線では風はなく寒くない。
 予定時間より30分早く山頂に到着。山頂は登山者でにぎわっている。写真、昼食をとり御殿山コースで下山。
 P846を過ぎてからは雪が腐っており歩きにくい。おまけに急な下り道。何回か尻もちをつきながらの下山となった。予定到着時間ジャスト1520分全員無事に下山した。

 今回の細川ルートは積雪は1ⅿほど有り、雪は堅く締まっておりラッセルで苦労するところは少なく、トレースもしっかりと付いており、恵まれた山行になった。 赤坂山、岩籠山、武奈ヶ岳といずれも好条件の雪山となったがいつもそうではない。確かな知識、装備を携え経験を積んで次のステージにすすんでほしい・・・。(略 Y田さん記)

                                                     <詳しい山行報告はアルペン芦山会報4月号に掲載されます> 
 この山行にコメントが寄せられています。
 ここ数年、アルペンの例会では積雪期に武奈ヶ岳のピークを踏めずにいましたが、今回若手のメンバーも入って久しぶりの登頂おめでとうございます。それにしてもY田さんがリーダーの雪山三行すべて好天! 晴れ男ですね () (I田さんより)

 Y田さんの記録を拝見しましたが、順調に進んだようで、これも堂満を含めて3回の経験が蓄積されたからだと思います。今後が楽しみです。
 確かにY田田さんは晴れ男ですね。 (T田さんより)

       <写真はK田さん、Y田さんより>     K田さんのスライド写真はこちらから。拡大して全部見れます
        

 
     
              
         
         

      
                 
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