近畿ブロック救助隊レスキュー技術講習会(平成29年4月2日)

 会場は兵庫労山の設置している道場の訓練用やぐら、講習生ら約130名。アルペン芦山からは、救助隊長O塚さん等会員4名参加。
 O塚さんから写真を、H木さんから報告文をいただきました。


 山岳遭難でヘリコプターから自分の居場所を早く探し出してめらう手段として、煙を使用するのが 「有効」 と言う事で自動車に搭載されている一般的な発煙筒や登山用として市販されている小型化、軽量化された50グラムの発煙筒のデモを見学。
 確かに煙は有効かもしれないと感じた。 しかし、アルペンの参加者の意見としては、発煙筒など持って行くことも良いが、銀マット(レスキューシート)を地面に置き、光を当てあらゆる方向に反射させることで相手(ヘリコプター)に知らせる方が良いとの意見もあった。

 リード墜落時の確保者脱出方法も教わった。
 メインロープでの仮固定からバックアップへ移行、又、メインロープへ戻るという動きを頭の中で整理できておらず、いざとなると体の動きが止まり、頭が真っ白になる場面ばかり。
 年に一度の講習会だけでは、身にならない事を改めて認識しました。いざという時の為に、あらゆる場面を想定した脱出方法を身につける必要があるとつくづく感じた講習会でした。(・・写真後段に続く・・H木さん記)                                                              



 <写真はO塚さんより>

   
 
        
    
             

   今回、アルペンからは、岩コースの初級者コースで参加しました。
   実技は、テキストに従っ進められ、
      →メインロープの結合法(インライン・フィギュアエイトノット、ムンター・ヒッチ) 
      →ロープの中間で結び目を作る(バタフライノット、シープシャンク)

      →フリクションヒッチ(オートブロック、プルージック、クレムハイスト)
       →ロープを連結する方法(ダブルフィシャーマン、シートベンド)
      →ロープを固定する方法(ムンター・ヒッチ+ハーフヒッチ)

      →引き上げシステム(1/3システムでの比較)
   などを班毎に教わりました。
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