兵庫縦断トレール追加山行“大乢
(おおたわ)~杉山~段ヶ峰”(平成29年4月22日)

 昨年アルペン芦山50周年記念事業で行った兵庫県縦断トレールは成功裡に完遂しましたが、今回はその中でも、この好季節にもう一度訪ねたい絶好のルートを歩かれました。
 リーダーのT本さんからの便りです。参加者は会員5人です


 兵庫縦断トレール随一と思われる、景色のいい尾根道を時期を選んで実施した。
 タクシーは中型で客5人が1台に乗れる。運転手さんは山菜採りやキノコ取りが好きで、山にもよく登るという。笠杉トンネルまでは広い道。そこから林道に入るとミツマタの花が咲いている。かなり長く走った。前回はこれを歩いた。大乢に着く少し手前で前方にキツネがいた。山側に逃げ、斜面を駆け上がって木の間からこちらをじっと見ていた。
 大乢で降りてストレッチとコース説明をし、踏跡を尾根へ。1050mあたりで傾斜が緩やかになる。北方に雪をかぶった山が見える。氷ノ山だ。
 山上庭園の看板を過ぎ、見晴らしのいいところで昼食。今年は雪が多かったのだろう、太い松の木が2本もポッキリ折れていた。
 段ヶ峰・杉山・笠杉山の矢印の道標を越え、まず杉山へ。段ヶ峰の雄大な景色を眺めて分岐に戻ってコルまで下り、いよいよ段ヶ峰である。このあたりまで来ると登山者によく出会う。山頂からはこれからたどるフトウガ峰、達磨ヶ峰の稜線がよく見える。
 フトウガ峰手前で道が止めてあり、迂回路ができている。下がっていくように見えるのでしばし検討。先で元の道に合流していて、単なる迂回路だった。
 達磨ヶ峰へはカヤトの間の道である。今は冬枯れで見通しがいいが、夏場は足で探りながら通過することになるので、道を外さないよう注意がいるだろう。
 急な下りを下りきると生野高原CCに通じる車道に出た。ここにバイオトイレがある。駅まではまだかなりあるので、トイレは助かる。くたびれていればタクシーを呼ぶこともできる。今回は皆元気なので駅まで歩いたが、途中の栃原トンネルは長さ約1,098メートルもあり、歩道が付いている。
生野駅ではそれほど待たずに列車に乗れた。
 今回は後半のコースが初めてということもあり「中級」とした。「兵庫縦断トレール」と銘打つと藪漕ぎやヒル、というイメージがあるのか、やや敬遠されたようである。歩いてみると車で880mまで高度を稼ぐため上りは少なく、高原状の尾根歩きで「初~中級」でよいようだ。

<コースタイム>
姫路駅0839=1016新井駅=1100大乢1113~1205小ピーク(1070m)昼食1240~杉山1256~1330段ヶ峰~1415フトウガ峰1420~1550達磨ヶ峰1655~1630生野高原CC前車道1640~1723生野駅乗車1738=姫路

  <写真もT本さんより>  O村さん作製の行動地図と補足の追加写真が下段にあります>

  
              
  
    
                
        
  
    
                   
     
   上記掲載写真を補足してO村さん作製の行動地図と撮影の写真です>
  
 
   
        
 

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