湖南アルプス“太神山から笹間ヶ岳へ”
(平成29年5月21日)

 アルペン芦山の例会ハイキングです。参加者は会員9名でした。リーダーI居さんからの便りです。
 

 琵琶湖の南東に横たわる太神山周辺はミニアルプスを形作っています。今回は太神山を登ったあとで、矢筈ケ岳、笹間ケ岳を周遊するコースをとりました。
 バスを降りてしばらく天神川沿いの林道をモチツヅジを楽しみながら、迎不動周辺まで歩きます。
 登山道に入るとすぐ急坂になった山径の傾斜が緩むころ、中不動、泣き不動とお堂のなかにお地蔵さんが祀られています。
 見晴らしのないまま矢筈ケ岳分岐を確認し雑木のなかを進みます。どうやら太神山は信仰の山と気が付いたころ両側に童子が祀られた二尊院に到着。杉林のなかの階段を上ると清水寺を思わず立派な木組みがそそり立っています。その上にある本堂は重要文化財ですが、仏像や須弥壇は閉じられていました。
 そのまま進み太神山の頂上に到着。涼しい風のなか昼食。予定より遅れているのではやばやと出発。
 雑木林のなかをアップダウンを繰り返しがら歩くと、矢筈ケ岳頂上と御仏河原への分岐にでました。時間切れなので矢筈ケ岳の頂上を割愛し、河原へと下ります。
 御仏河原で笹間ケ岳直進コースにはいり、しばらくして湿原に到着。水は金さびて風情が足らんと文句を言っていると、澄み切った池が現れました。
 登りになった道を頑張って笹間ケ岳に急ぎます。アップダウンを繰りかえす展望のない辛抱の道を登るとようやく大岩が目の前にどん。はしごを登ると琵琶湖や南部の平野、湖南、比叡、比良の山々を見晴らす大展望が待っていました。
 笹間ケ岳を後にしてバス停を目指して下ります。ようやく上関のバス停に到着しましたが、バスは目の前を通過。30分待つことになりました。5時21分のバスで石山駅に向かいました。5月下旬なので30度を越える暑さのなか、全員の協力で予定通りのコースを終えることができました。
(略)


     
<写真はO村さんより>
  
              
          

                   
       
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