夏山 北アルプス 水晶岳~鷲羽岳~笠ヶ岳 縦走(平成29年8月18日~22日)


  アルペン芦山の夏山例会のひとつです。 会員メンバー4名。リーダY田さんの文とK田さんの写真の便りです。
                                      全写真はこちらから https://1drv.ms/f/s!AjQN1cIg4ZrphHI0O3MCXF1LMSTY

  今回の山行は北アルプスの最深部、裏銀座約60kmを四日間で歩くというロングハードコース。

   今年の夏は天候不順で梅雨明け後もなかなか晴れの日が続かない。当山行も天気が気になる。天気予報 「良」 を信じて出発。
   四日の間、三日は晴れで天気にも恵まれた。メンバーは健脚でみごとに歩きぬいた。
      

   登山口の折立から樹林帯の急登をひたすら歩き太郎兵衛平に到着、薬師岳はガスがかかり見えない。
ここから幾つかの沢を渡渉し薬師沢小屋に到着、ここは薬師沢と黒部川の合流点で趣のある小屋だ。

  
            

  早朝、吊り橋を渡り雲の平へ原生林の雰囲気のある急坂をひたすら登る。約一時間半、木道が現れたら一安心。
雲の平山荘外ベンチでひと休み、お楽しみのコーヒーブレーク。
 ガスが取れて祖父岳から双耳峰の水晶岳、ワリモ岳から鷲羽岳の稜線、そして堂々と聳え立つ黒部五郎岳が眺望できた。ワリモ北分岐にザックをデポし水晶岳に登頂、ワリモ岳~鷲羽岳はお花畑の稜線歩き、アルプスの天空の山歩きが満喫出来た。
 雄雄しく美しい山容の鷲羽岳を踏破し本日の宿、三俣山荘に到着、ここは勤労者山岳連盟の創立者、伊藤正一さんが建てた小屋。困難を極めた工事だったとの事。感謝。


  
  
  

 三俣蓮華岳は富山・岐阜・長野県境にありミヤマキンポウゲ・ヨツバシオガマ・ハクサンフウロ他多くの高山植物が咲き乱れまるでお花畑の中を歩いているようだ。
 山頂からは槍穂高連峰・後立山・立山連峰と360°の大パノラマ。絵になる風景だ。
 双六小屋では中学生の課外学習の生徒による澄んだ歌声に胸をうたれた。
 弓折岳付近で二羽の雷鳥と会えた、良かった、明日は雨かな? 
 ひときわ均整のとれた美しさを見せる 「笠ヶ岳」 はやはり飛騨の名峰だ。期待していた槍~穂の眺望はガスがかかり見えなかったが存在感のある山だ。

  
           

 
   
     
        

 
       
  
 
笠新道の下りは長くて険しい。少し心配して予定より早く出発したがコースタイムより早く楽々下山した。(Y田さん記 (略))

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