2017ツレモテイコラ熊野ツアー(平成29年12月2日~3日)

 アルペン芦山会員で熊野の語り部Sさんが主宰しています。 「ツレモテイコラ(一緒に行きましょう・熊野の方言)」 を合言葉にもう10年つづけられている熊野の山旅の例会です。参加者は会員6名、一般13名、計19名でした。
 Sさんからの便りと、この催しに初めて参加のTさんからの便りを紹介します。


 <Sさんより>
 今年は中辺路の滝尻から高原の約5キロを1日目に歩き、高原霧の郷に宿泊し、夜、思いがけずチェロ、フラメンコギター、ソプラノソロ、ピアノのコンサートがありました。
 2日目は高原から近露の約10キロを歩きました。
 3日目以降はオプションで、いつもの料理民宿立石さんに泊まり、本宮町内の熊野古道を歩いたり、瀞峡のジェット船に乗ったりしました。暖かくてよい天気に恵まれ、まだ残っていた紅葉を満喫しました。


 <Tさんより>
 熊野古道で癒されました。お天気が良くて、程よく汗をかいてグルメと温泉で満喫しました。
 熊野の山並みの素晴らしい眺望、地元の方のおもてなしに癒されて気持ちが軽くなりました。
 美味しい食事の後はソプラノ歌手の素晴らしい声の響きに感激です。チェロの響きも抜群、ギターとともに心を打たれました。
  帰ってきてまだ余韻が残り、業務上のプログラムの中で、熊野古道の語り部のSさんの人柄がでている案内を、このようでしたとお話しました。心が疲れてしまった時、身体が疲れてしまった時、是非お勧めしたい場所です。
 語り部の中で最も心を打たれたのは、もう少しで民家があるという所にある疲労と飢えで倒れてしまった修行僧の慰霊碑でした。神社や古道には、思わ合ず掌を合わせたくなるような大きな楠木がありました。
 古道を歩きながらツアーの皆様と会話を楽しみ、のどかな山村の風景と文化的景観を楽しめました。熊野で蘇生し、また新たな気持ちで日常生活をスタートしています。
 熊野古道は語り部がいないと、さりげなく通り過ぎてしまいそうです。今回に続き、次回も参加して続きの熊野古道を歩きたいと思います。有難う御座いました。

           <写真はSさんより>

                           
      
            
    
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