アイゼン歩行訓練 “蓬莱峡”(平成29年12月3日)
アルペン芦山のトレーニング例会です。リーダーはK田さん。参加者は6名。K田さんからの便りです。
当初は高座谷~万物相で実施予定であったが、人数的に万物相ではやや手狭で参加者全員が雪山経験者ということから、蓬莱峡で内容も一部変更して実施した。
トレーニング内容は①砂の塔でのアイゼン歩行訓練、②大屏風右の下降路を利用した岩場の上り下り(ロープ使用)、③小屏風下部でのトラバースである。
今シーズン初回のアイゼントレーニング例会ということで最初にアイゼン歩行時の注意点(はき方の注意、足の運び方、フラットフィッティング、ピッケルの使い方)などを全員で確認した。
続いて斜面のトラバース、方向転換、斜面の上り下りなど実際の雪面を想定した歩行訓練を行った。
一か所急斜面の下りの個所では安全のためロープを使用した。午後からは場所を移して岩場での歩行とトラバースの訓練を行った。
今回は2018年春の赤岳や槍ヶ岳の山行を見据えて、シーズン最初のアイゼントレーニングとしては昨年の同時期よりレベルアップした中身の濃い訓練を行うことができた。
斜面の状況によってはフラットフィッティングの実行や前爪、ピッケルの使い方が不十分になる場合も見受けられ、基本操作の定着に向けて定期的にトレーニングを行うことが重要と思われる。
阪急宝塚前8時20分発のバスで蓬莱峡に移動、14時45分にアイゼン訓練終了。阪急宝塚駅まで徒歩で移動、駅前で解散 (16時40分)。
<写真もK田さんより>
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