雪上技術訓練“蓬莱山” (平成30年3月4日)
アルペン芦山例会のトレーニング山行です。リーダーのT田さんからの便りです。
また、参加会員M井さんから37枚の写真と5本のビデオがOneDriveで寄せられましたのであわせて掲載します。
4月中旬の赤岳、下旬の槍ヶ岳のための訓練山行の最終回として滑落停止などの雪上技術の訓練を実施した。
参加者は13名という多数になった。雪上技術への関心が高くなったことや、春山への関心が高くなったことはうれしいことである。
今年は北陸は何年振りかの豪雪ということであったが、比良は驚くほど雪が少ない。しかも前日から春のような陽気で気温が高く雪は腐っていてアイゼンのトレーニングには全く不向きであった。
練習場所でまずシリセードの練習をして雪面を踏み固めて滑落停止の練習をした。
一応理屈は判ったと思うが、身に着くためには繰り返し練習するしかない。荷物を背負ってシリセードをしてストップをすると、思いのほか加速する体験をされたことは有意義であったと思う。
12時まで練習して昼食。食後はロープを張ってプルージックで登り下り、トラバースの練習をした。1時過ぎまでこの練習をして、その後、雪洞掘りの体験をした。急斜面での下降の練習ができないので、場所を移動し、ロープを張って練習。
50mと30mの二本のロープをたらし1本で下り、1本で登りとした。まだ傾斜は不足だが止むを得ない。とは言え、まる1日訓練に充てたのでそれなりの成果がでたと思う。
本当はツェルトの訓練もしたかったが、これは別途計画したい。(T田さん記)
M井さんからの写真37枚とビデオ動画5本はこちらから。
動画は最後5枚の写真(▷印有り)をクリックしてご覧ください。
https://1drv.ms/a/s!Ap19RzMqpoIohDyuhFanwgHwQKX7
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