残雪期の槍ヶ岳 <その2>(平成30年4月27日~30日)

 アルペン芦山の春山」例会、残雪期の槍ヶ岳<その2>としてメンバーK田しより写真の便りです。
 またメンバーからの感想も届きました。 いづれも抜粋です。

 青い空に鋭く尖った巨大な穂先。いつも登るたびに感動を与えてくれる槍ヶ岳ですが、今回はいつもとは違った喜びもありました。というのも昨年大きく体調を崩し、山登りどころではなかったのですが、今年に入ってリハビリ個人山行や雪山の例会のお陰でようやく体力も回復。一抹の不安を抱えながらの春山でしたが、長く苦しい槍沢を登り切り皆と一緒に槍ヶ岳のピークを踏むことが出来たからです。その事が何よりも嬉しく思えました。大変有難うございました。(I田さん記)

  槍ヶ岳山行では、大変お疲れ様でした。そして色々と心配やら気苦労をお掛けし有難うございました。大変貴重な経験をさせて戴きました。(T内さん記) 

 初めての槍ヶ岳でした。空は青く限りなく視界良好、山々は新緑に萌え、川は透き通る雪解け水をたたえていました。三日間天候に恵まれ、楽しく過ごした良き仲間、先輩、リーダーに心から感謝します。(A川さん記)

 アイゼンを履いての雪山(2000m級)には何度か行った事はあるのですがピッケルを持っての雪山は初めてです。昨年、訓練に参加して良かったなと思います。
 山頂までの道はずっと雪道でアイゼンを履いて歩くのはやはり疲れ、それが長いので消耗もあり又、槍の穂先では昇り降りの道が分かれていて鎖が埋もれていたり色々ありましたけど無事に降りれたのも訓練が役に立ったと思う。天気に恵まれ仲間に恵まれ本当に楽しい山行でした。
(F田さん記)                          

 2度目の春山。今年も立山と同様にお天気を味方に、槍の穂先にアルペン芦山11名のパーティ全員で登頂することができた。嬉しい! 青空に槍ヶ岳がそびえたつ景色が目に焼き付いている。頂上での達成感は何物にも代えがたかった。(O田さん記)

 楽しく、満足感に満ち満ちた槍ヶ岳の登山でした。登頂した時私はとても興奮してしまい泣きそうになりました。
 アイゼンでこの岩場を私が登るなんて想像もしていませんでした。でも、何度か訓練をしているうちに少しずつ恐怖心が和らいで行きました。
 美しい景色とダイナミックなスケール感に心が高揚し、カメラを自然に向けてしまいます。
 今回K田さんと2人が撮影担当でした。槍の肝心要の処で動画が撮れたら良かったのですが・・・やっぱり心に余裕が無かったせいか満足出来るような写真が撮れ取れなかったです。また機会が有りましたら、新たな挑戦に臨みたいと思いました。
(M井さん記) 

 雲ひとつない快晴のもと、槍ヶ岳に登頂することができた。 「やった!・・やれば出来る!・・・」。
 槍ヶ岳は技術的、体力的にそれよりもグレードが高く自分には無理だろうと思っていた。
 しかしアルペン芦山で、蓬莱山での滑落停止、アイゼン、ピッケル訓練他様々にステップを踏んでの訓練を経て、槍の穂先に登れる自信が出来た。
 アルペン芦山に入っていなかったら、おそらく、僕の人生の中で、春の槍ヶ岳に登ることはなかったと思う。・・・感謝しています。   (O西さん記)

 昨年の立山と奥大日、今年の赤岳、槍ヶ岳と着実にレベルアップして、雪山の楽しさがわかってきました。
 今年は特に事前のトレーニングで雪山の登攀技術をしっかり身に着けてきたシーズンでした。 
 メンバー全員が槍の穂先に立った時の達成感はひとしおでした。
 目標に掲げた 「雪山初診者を対象にした底上げ」 が確実に進んでいると思いました。
(K田さん記) 
 
 
槍ヶ岳では天候に恵まれてすばらしい山行を楽しむことができました。
 雪の槍沢を登っていくと、足元からも両側の斜面からも雪の粒一つ一つが光を放ち自分を取り巻いているようでした。
 頂上からみた雪のアルプス360度の迫真の光景は今も胸を熱くさせます。

 穂先の登り降りも全員スムースにできたのは、トレーニングの成果だと思います。皆様賑やかで楽しい3日間ありがとうございました(I居さん記)

    <写真はK田さん撮影のカメラロールから抜粋しました。カメラロールはこちら https://1drv.ms/f/s!AjQN1cIg4Zrpi0M4I-24wMeKKynS 

 
  
                   
         
 
            
    
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