花シリーズハイキング “ニリンソウ・クリンソウ 金剛山カトラ谷”(平成30年5月12日)


 アルペン芦山のハイキング例会、花シリーズです。リーダーK林さんからの便りです。参加者は会員5名と一般1名でした。 

 9:40金剛山登山口着、準備体操の後、10:05出発。カトラ谷は崩壊で通行困難のため、高畑谷道の荒れた谷道を往く。
 ツツジ尾谷に入らず、そのまま高畑尾根道に出て、植樹されたヒノキの樹林を登る。
 標高980メートル以上はブナの大木のある尾根道、頂上(1,080m)11:50着。
 昼食後頂上で記念撮影後、カトラ谷に入り、急坂をお花畑のある940メートル付近まで降下、小休憩の後、更に下流にあるクリンソウの群落を見学。
 この辺りも昨年の台風21号の影響で崩壊寸前。昨年までの斜面に谷筋が出来、クリンソウも半分以上が失われている状況。ニリンソウは例年より2週間早く開花し、かろうじて3割程度の花を見ることができた。
 その後急坂を1060メートルまで登る。復路は、高畑尾根道へ。尾根の左右で広葉樹とヒノキ植樹が見事に分かれる。
 松の木道を降りずに黒栂谷に流れこむカマ谷へ降りる。非常に根の張る急坂で慎重に降りる必要があった。
 黒栂谷へ合流到着15:30。解散。 

 カトラ谷の荒れようはひどく、これから何年もお花畑へは下から登れない状況。谷筋の地盤が弱く、崩壊が進んでいる。
 木漏れ日の清々しい山行で、谷筋の気温は15度程度で気持ちのいい一日だった。
 道すがら、ニリンソウ以外にもユキザサ、ムロウテンナンショウ、ジロボウエンゴサク、カキドオシ、ニガイチゴ、ヤマブキソウ等見かけられた。
 花シリーズの場合、最近の天候異常もあり、想定開花日がわかれば、事前に日程変更も柔軟にすべきだろうと思う。 (K林さん記 (略))


     <写真はO村さんとK林さんから>
                 
     
              
 
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