高野山町石道の一部を歩く 
(平成30年5月27日)
  
 アルペン芦山の例会ハイキングです。参加者は会員8名。リーダーO本さんからの便りです。

 暑くなりそうだけど雨の心配はなく難波駅で集合し一路九度山駅へ。
 大河ドラマ真田丸で一躍有名になった当地、六文銭の幟が目立つ。慈尊院まで長閑な町中を歩き、慈尊院を参拝し180町石を見て出発。
 暫くすると目指す展望台が上の方に見えるが、アスファルトの道をひたすら登るのはしんどい。
 やっと展望台に着き、紀の川流域が一望出来た。朝日夕日100選に選ばれるスポットあって、なかなかの絶景だった。
 一面の柿の木畑を通り抜けやっとアスファルトが終わると、テイカカズラ、スイカズラ、ガマズミと次々花が顔を出し、登りの辛さを忘れさせてくれる。
 白いホタルブクロの群生を過ぎると、今度は可憐な白糸草が微風に揺れる群生の間を歩く。
 杉林を進むと六本杉に着く。
 食後の登りは辛いので此処で昼飯を取り、一度下って丹生都比売神社に向かう。朱塗りの太鼓橋を渡り、四神が祀られている本殿の最近葺き替えられた茅葺屋根の美しい形状に見惚れる。
 今度は同じ道を帰るので六本杉あたりまで登り、後は殆ど下り。
 再度道端の花を見て、柿の葉草、花筏を新たに見つけ満足しながら道の駅に着く。
 ビール、絞りたてみかんジュース、ソフトクリーム、鮎の炭火焼等思い思いの物を食し、お腹も満たされ、九度山駅まで30分歩き帰路に着く。
 空海が卒塔婆を建てて道しるべとしその後、五輪塔形の町石に代えられたこの道を悟りとは無縁に、楽しくお喋りしながら歩かせて頂きました。(O本さん記(略))


    <写真はH本さんから>

      
    
  
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