穂高岳縦走(平成30年8月10日~12日)

 アルペン芦山の2018年夏山例会のひとつです。
 穂高岳縦走 (上高地~西穂高岳~奥穂高岳) の計画でしたが悪天候のため西穂高岳のみの登頂となりました。
 メンバーは会員N西さんとK田さんの2名。それぞれからの便りです

 8月11日 上高地~西穂山荘へ。 標高2150m辺りより降雨。
 森林帯なので激しくは感じられないが、雨具着用。できるかぎりゆっくり歩き翌日以降の体力温存に努めるが結果は標準コースタイムを大幅に短縮し気が付くと山荘だった。
 
8月12日 西穂山荘~西穂高岳山頂へ。 濃霧と日の出前ということで10分ほど出発を遅らせた。
 ヘッドランプ装着。少しずつ視界の開ける中、岩場も現れ穂高らしさも現れる。独標、ピラミッドピークを通過。
 前日にも滑落事故があり濡れた岩場を慎重に進んでいく。最後の岩場を通過、西穂高岳の山頂に立つ。
 
西穂高岳~上高地へ。 視界約10m 昼からの降雨予報も考慮し下山決定。独標を通過すると大勢のツアー登山者に遭遇。なかなか通してくれないがここは我慢。階段なども現れ、膝を労わりつつ、喧騒の上高地着。 (N西さん記(略))

 西穂高山頂では 「奧穂に向けいよいよこれからだ」 という高揚感があったが多くのパーティーが引き返しているように、ここまでとするのは客観的にみれば妥当な判断だった。
 西穂高までも予想していたより歩きごたえのある岩稜で良い経験になった。
 今回のような退却の判断も登山者として自分を成長させてくれると思う。
 今回拝めなかった稜線からの絶景とその先の奧穂高までの縦走は今後のお楽しみに取っておきたい。 
K田さん記)

          
 
              
            
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