のじ菊の里 日笠山~一本松(令和元年11月10日) トミおじさん主宰
天皇即位の慶祝パレードを寿ぐような日本晴れです。トミおじさんはHPで里山歩きを誘いました。
メンバーは、僕85歳と、88歳、87歳、83歳の男性4名、そしてず~っと若い女性2名です。
山陽曽根駅前の天満宮に参拝して出発。
まず、日笠山の麓の黒岩十三仏(昔、尼さんが一生かけて岩壁に爪で彫ったという13仏)を見物。・・・これは今日のオマケ。
日笠山(62m)へはすぐ。三角点もちゃんとあります。
ここからは連なる里山の尾根歩きです。一本松までは距離もあるしアップダウンもかなりあります。
もちろん、ゆっくりゆっくり歩きです。 「気をつけてね。・・・」 お互い声を掛け合います。
夫婦岩を経て、馬坂峠では 「のじ菊」 が咲いています。地元の老人が眺めていて 「最近、花を守る後継者がいなくて・・・・」 とこぼしていました。
それでも可憐なのじ菊の姿は日本の野原の優しいイメージがあり心が和みます。
急な登りを行くと一本松頂上(135m)です。
菅原道真公が無実の罪により九州大宰府へ左遷されるとき、港に船を寄せ日笠山に登り 「我に罪無くば栄よ」 と祈り山頂に松を植えたそう。・・・今は名残りだけ・・・。
見晴しのよい、誰もいない下草を刈り取った綺麗な所で弁当。
「こうして友と語りながら、歩くことの喜びをせいいっぱいに、長く元気で過ごせることの幸せを感じちゃう・・」
下りは岩の急坂、スキーの直滑降の様ですがフリクションが効いて、思ったより歩きやすい。慎重の上にも慎重に下りました。
下山して振り返ると歩いた山並が望めます。あらためて 「よくぞ、歩き通した・・」 と達成感や満足感があります。
最後は植物学者牧野富太郎博士がかかわってつくった地元大塩の 「のじ菊の里公園」 へ。
のじ菊を愛でながら、おやつのおはぎを食べました。古い大塩の街並を歩いて大塩駅で解散。 (トミおじさん記)
■ このルートは来年度、アルペン芦山の例会山行に組み入れられる予定です。
<写真もトミおじさんから>
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