　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あびき湿原ハイキング下見（令和4年6月5日）

　北条鉄道の網引駅はちっちゃいですが、待合室には借り出し自由の本棚があったり清潔で地元の人の優しさが感じられる無人駅です。
　駅前の巨木、見事な大イチョウをめでて出発。
　さっそく、見晴らしの良いのどかな田園を歩きます。
　草花の咲き乱れる道にそって黄金色に育った麦を収穫する風景、古墳も点在しています。
　あびき湿原では、お目当てのハッチョウトンボ、トキソウの群生に出会い歓声をあげました。
　滅多に見ることの出来ないヒメタイコウチまで発見（体長1㎝位で撮影不能）。
　いわば湿地の三種の神器を全て見る事が出来ました。・・・嬉しいな・・・ここまで来た甲斐がありました。
　かねてからお会いしたく思っていた　「あびき湿原の保存会」　の会長さんにも出会いいろいろ希少動植物のお話も伺うことができて有難かったです。
　帰り道は、青々と水を張った田んぼ、そして田植えの様子を見ながら、高齢の会員にとって昔を懐かしみながらの楽しい歩行となりました。　
　この日、アルペン芦山では地獄谷清掃ハイクが行われましたが、地獄谷は厳しくて参加が難しい会員が下見山行に同行して計７名のハイキングとなｔりました。（F富記）

　　　＜写真はY口さんとF富から＞
　　