トミおじさんのひとり歩き
 サギソウの舞う あびき湿原 (令和4年8月21日)

 この日の天気予報は午前中は雨または曇り、午後から晴れ。 
 早朝、雨の芦屋を出発。北条鉄道の網引駅に10時過ぎ到着。
 歩き出す頃は小降り、あびき湿原まで約4㎞。途中大降りになって田舎家のガレージの軒先をお借りして15分雨宿り。
 やがて雨雲がどんどん動いて、夏の陽ざしが射してきました。
 アプローチの山道で7、8人のグループ一組と出会いましたが、それ以外は誰一人行きかう人はなく、結局只一人で湿原を散策しました。
 目当てのサギソウはしっかり咲いていました。今年、あびき湿原行きは3回目。前回はハッチョウトンボ、トキソウを見て満足。
 湿地の希少植物。サギソウは真白な白鷺が飛ぶように見えます。それが咲き乱れて足元を舞うように咲いています。大満足。
 サギソウ大好きの人がみたら垂涎ものでしょう。
 でも、なにしろ小さい花です。直径2㎝ぐらい。群生の迫力といった感じはありません。
 夏山でハクサンイチゲやチングルマなどの群生を毎年の登山で見慣れている山男、山女には物足らないかもしれませんね。
 帰り、全く日蔭のない道を背中に暑い直射日光をあびながら、ともかくこんなひと気のないところで倒れることのないようガンバって駅まで急ぎました。
(トミおじさん記)

  

  

   

  

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