登山入門セミナー終了山行 仙丈ヶ岳 (令和5年7月21日~22日)
アルペン芦山の企画、登山セミナーの例会です。セミナー受講者6名(このうち3名は新入会員)、会員3名、計9名。 リーダーE澤(紳)さんからの便りです。
7月21日
集合 9:00名古屋・名鉄BC(高速バス)9:30⇒12:30伊那BT(タクシー)13:15⇒14:00「仙流荘」(林道バス)14:20⇒15:15北沢峠
こもれび山荘(泊)
時間通りの集合、移動により、予定通り北沢峠 「こもれび山荘」 に到着。
2階大部屋に案内されるが、個人別に仕切りがあり、かつマットレスが敷かれ快適な空間が確保されていた。
明日の準備を終えた後、ハンバーグ、カレースープの美味しい夕食を全員平らげ、消灯時間までお酒を嗜む人は嗜みつつ全員で楽しく談話。良好なチームワークが形成された。
翌日は4時に朝食を済ませ、日の出直後5時前にスタートした。
7月22日
0450登山開始0509一合目休憩0511再開5:31二合目休憩5:33再開0600三合目休憩0606再開0649大滝頭休憩0700再開0728六合目休憩
0733再開0810小仙丈ヶ岳到着後休憩0815再開0925仙丈ヶ岳到着後休憩(食事)0950再開1010仙丈小屋到着後休憩(コーヒータイム)
1030再開1110馬之瀬ヒュッテ小屋休憩(水補給)1115再開1205大滝頭休憩1210再開1300二合目休憩1305再開1335下山
<8時間45分(休憩91分) 上り 9.1km・下り 11.27m>
最初は深い樹林帯の中を九十九折りにひたすら進む。時折急登やガレ場もあるが、歩きやすい道が続く。
晴天のもと気温も適温で寒くも暑くもなく幾度か休憩をはさみ5合目、大滝ノ頭まで順調に進む。
予定通り小仙丈ヶ岳に向かう。背後にガスがかかり始めていたが甲斐駒ヶ岳、鋸岳が望めた。
森林限界を越えて、眺望は良いが結構な勾配を、緑鮮やかな山肌の小仙丈ヶ岳に向かって気持ちよく登っていく。
小仙丈ヶ岳山頂では、仙丈ヶ岳山頂に向かう稜線と大・小仙丈沢カールが青空のもと姿を現す。
その後、約1時間、仙丈ヶ岳山頂に向けて、最高の稜線歩きが続き、少し遠目からではあるが雷鳥の姿を見ながら、無事山頂に到着。
山頂からは周りの南アルプスの山々が見渡せるはずが、残念ながら、かなり雲がかかっていた。
それでも、これまでの眺望と登った達成感で、みんな超笑顔での集合写真や山頂標柱や周りの眺望の写真を撮る。
山頂で昼食休憩。少し早めに仙丈小屋まで下り、コーヒーブレイク。
予定通り馬ノ背ヒュッテ、薮沢小屋を経由、いくつかの渡渉、鎖場を難なく通過し、大滝ノ頭から北沢峠に無事下山した。
臨時バスに乗り予定より早く仙流荘着、入浴、伊那バスターミナル到着。伊那のイタリアンレストランにて全員で打ち上げ、反省会を実施した。
予定通りのバスで名古屋につき無事解散した。(E澤(紳)さん記(略))
今回の修了山行は久々にアルプスで実施。元々の天気予報を考慮すれば上々の眺望、好天に恵まれました。
チームワークも良く、南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳で心地良い山行ができました。
このたび実施したセミナー終了山行に参加の受講生は、全員意欲的で体力も十分、技術も現段階では問題ないレベルにあり、個々の課題も明確に把握されており、今後の活躍が大いに期待できます。
これからのアルペン芦山の様々な山行例会で一緒に山行できることを楽しみにしています。 (E澤(紳)さん記)
登山入門セミナー受講生の感想(略)
・ 天候にも恵まれ、皆でに山頂に登ることができました。待望のアルプスの稜線歩きを堪能。ますます山にハマりそうです。
・ 初めての宿泊山行。憧れの仙丈ヶ岳の美しさ、高山の花も見ることができて本当に嬉しかったです。
・ 山小屋と3000mOverの登山は「初体験」です。こういう絶景に出会えるのならまた高山登山にチャレンジしたいです。
・ 急登苦手は相変わらずでしたが皆さんと一緒にとても気持ちの良い登山ができました。
・ 楽しい修了山行。仙丈ケ岳の景色は忘れることができません。
美しい思い出、素晴らしい経験でした。慣れない山行をサポートしていただいた諸先輩方々に感謝です。
・ たくさんの学びがあり、このたびの登山入門セミナーに参加してほんとうによかったです。新しい扉を開いたような気がします。
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