霧ヶ峰から美ヶ原へ中央分水嶺を歩く (令和5年7月28日~30日)

 アルペン芦山の例会山行です。参加者は9名、リーダーE澤(恭)さんからの便りです。

 1日目:茅野駅集合(10:28)=白樺湖観光センター(11:08)―大門峠より登山開始(11:53)―車山頂上(14:48)―車山肩(15:45)―八島山荘(17:05)
                                                                              距離9.9km 5時間21
 2
日目:八島山荘(6:05)―鷲ヶ峰(7:00)―和田峠(8:11)―古峠(8:31)―三峰山(10:02)―扉峠(11:47)―茶臼山(13:43)―山本小屋(15:30)
                                                                              距離16km 9時間16
 3
日目:山本小屋(415)―牛伏山(4:32)―山本小屋(5:25)/山本小屋(8:30)―烏帽子岩(9:25)―王ヶ鼻(10:24)―王ヶ頭(11:00)
     ―山本小屋(11:50)解散                                                          距離10.6km 4時間14  
     
7/28 
 白樺湖観光センター付近で昼食後、大門峠をスタート。
 左手にかすかに甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳を見ながら、森林と防火帯の境界線を登っていく。途中1時間ばかり、雨と雷鳴に見舞われる。
 車山高原スキー場に出たあたりでトレイルコースを見失い、一般のハイキングルートに合流。
 再びコースに戻るも踏み跡が不鮮明で、ヤマップを頼りにそれらしき道を登る。
 車山頂上についた時点で予定時間をオーバーしていたため、上りのない車山肩を通るコースに変更し、八島湿原のお花畑を楽しみながら八島山荘に到着する。

    
7/29
 最初のピーク・鷲ヶ峰へは、朝露に濡れた下草でびしょびしょになり、クモの巣を払いつつ急傾斜を登る。
 登山道から振り返ると、車山高原を一望する素晴らしい眺望が広がっていた。
 頂上から急斜面を下り、中山道最大の難所・和田峠から古峠へ急坂を登る。やがて道はクマザサの草原となり、美しい三角錐の三峰山のピークへ。そこから扉峠に下る。
 扉峠では、自動販売機やトイレが使えることを事前に長和町観光協会(分水嶺トレイル運営部会)に確認していたが、どちらも設置されているが使えなかった。
 扉峠からは最後の急坂を登って茶臼山へ。ピークを越えると眼の前に広大な美ヶ原高原が広がる。
 緩やかに下って牛たちが草をはむ牧場内を進み、霧ヶ峰・美ヶ原中央分水嶺トレイルコース終点の「美しの塔」を経て山本小屋に到着。
 ほぼ予定通りのタイムで行動を終え、山本小屋前の露店でビールとソフトクリームで疲れを癒した。
 この日の行程は予想以上にハードだったが仲間の連係プレーのおかげで乗り切ることができた。

    
7/30 
 山本小屋から、夏季は蓼科高原で別荘住いをしておられるY内会員が参加された。
 早朝4時過ぎから近くの牛伏山に登り、ご来光を拝む。
 頂上からは蓼科山、八ヶ岳、富士山、南、中央、北アルプスと、360度の展望を楽しむことができた。
 朝食後、宿にザックを預け、烏帽子岩へ。板状の岩が何枚も積み重なった崖の上で思い思いのポーズで撮影を楽しんだ。
 散策路からは、遠くかすむ車山の頂上から延々と連なる山々が一望できて、よくぞ歩いてきたとの思いを新たにする。
 さらに王ヶ鼻、王ヶ頭と美ヶ原の観光スポットを巡って山本小屋に戻り、解散とした。
(E澤(恭)さん記(略))
   <写真はT本さんから>
 

 
   
 

 

  

 



           

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