四国・剣山系でキレンゲショウマを観察し、夜空に思いを馳せるゆっくり登山
(令和5年8月11日~12日)

 アルペン芦山のリーダー企画による例会山行です。メンバーは会員10名。リーダーT田さんからの便りです。

       811日(金)
 JR芦屋南口0715==(阪神高速・神戸淡路鳴門道・徳島道)==美馬IC==1230見ノ越駐車場>>>剣山登山口・円福寺不動明王前(昼食)1304>>>1405西島>>>1430刀掛の松>>>1450キレンゲショウマ群生地(一方通行規制なし)>>>1507両剣神社>>>1600分岐>>>1615一の森ヒュッテ着、1800夕食、1855日の入、2000星空観察、2100消灯
 

       812日(土)
  0430起床、0450日出、0600朝食、一の森ヒュッテ0700>>>0732二の森0748>>>0812剣山0844>>>0916次郎笈峠>>>0947次郎笈1008>>>1034次郎笈峠>>>1119大劔神社1125>>>1152西島1150>>>1231登山口・見ノ越(昼食)1330==美馬IC==(徳島道・神戸淡路鳴門道・阪神高速)==1730JR芦屋南口

 登山口のお寺の境内で昼食と体操をして出発しました。
 見ノ越から西島まではリフトがありますが、それを横目に急な登山道を登って行きました。
 西島からは剣山頂上を直登する道に入り、小さなピンク色のシコクフウロや黄色いタカネオトギリを眺めながら刀掛の松で小休止、
 ここから行場への道へ。あたりは白い石灰岩が多く目立ち、やがてキレンゲショウマの群生地が現れました。
 キレンゲショウマはちょうど見頃で、黄色い花弁の先まで清楚な色、奇麗な状態で大感激でした。その先、白いモミジコウモリの大群落が現れ、メルヘンチック雰囲気の中を歩く感じになりました。
 途中に穴吹川の源流部を通過し、ちょっとした渡渉があって変化にとんだ登山道でした。
 一の森ヒュッテに着くころには空が晴れ渡り、雲海が広っていました。

 夕食までの1時間、小屋前のベンチに集まりお茶を飲みながら談笑をし、至福の時間を過ごしました。
 夕食後、歩いて1分ほどの一ノ森(1879m)に登り、日の入を楽しみました。剣山から次郎笈、三嶺の山々の色が変わっていく様は素晴らしい景色です。
 夕食後は星空観察、一等星であること座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、白鳥座のデネブなど夏の代表的な星が全天に広がっていました。
 翌朝は、445分から小屋の前庭から日の出の観察。東のスカイラインがグラデーションに染まっていました。

 二日目は一の森ヒュッテを7時に出発し、二ノ森を経由して剣山(1955m)への縦走路を行きました。
 縦走路から剣山や次郎笈の雄大な景色を堪能できます。次郎笈山頂(1929m)でのんびり休憩して、大劔神社に向かいました。
剣山は頂上がなだらかな山ですが、少し下に大剣岩と大劔神社があります。
 初日のリフトの横の道を下り、見ノ越のお蕎麦屋さんで昼食をとって、帰路につきました。
(T田さん記(略))
  

          <写真もT田さんから>
 
   リフト横の道                      西島                              刀掛けの松の手前
 

    行場へ下る道                         キレンゲショウマの群落
  
    穴吹川源流部                  モミジコウモリの群落          一ノ森ヒュッテ                夕食

      
                   一ノ森頂上からの雲海
 
    一ノ森頂上からの日の入り                    日の出に向かってヨーガ              一ノ森ヒュッテを出発
         

                          一ノ森から剣山、次郎笈                            
 
      剣山への稜線                      タカネオトギリ         シコクフウロ             剣山頂上
  

      剣山から次郎笈への稜線            剣山から次郎笈への稜線                      次郎笈頂上
            

                    次郎笈から下り                         大劔岩への道                              home
                                            

           

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