鳥海山・月山+蔵王 (東北の百名山3座) (令和5年8月24日~26日)
アルペン芦山のリーダー企画による例会山行です。メンバーは6名。リ-ダ-E澤(紳)さんからの便りです。
8月24日(木)晴れ 「蔵王山(熊野岳)」
伊丹空港(JAL)7:26=仙台空港レンタカー発9:16=10:55蔵王刈田岳駐車場11:13ー11:51蔵王山(熊野岳)-12:10熊野岳避難小屋(昼食)-13:05蔵王刈田岳駐車場13:25=16:23アポン西浜(温泉)17:15=17:40大平山荘 【山行】 1時間52分(休憩20分)5.2km 上り/下り 170/170m
仙台空港からレンタカーにてスタート地点の刈田岳駐車場へ。
最高気温が37度を記録する猛暑の中、大きな噴火口の淵(馬の背)を歩く。山頂まで標高差100m、1時間程度のハイキング。
好天の下エメラルドグリーンの「お釜」(火口湖)に魅了されながら、ところどころに残っていたコマクサを楽しみつつ順調に駐車場に戻った。
レンタカーにて月山IC経由で鳥海山4合目の宿舎へ。
水不足により宿舎での入浴はできず麓の温泉にて入浴を済ませ予定通り到着。 明日の準備、夕食を済ませ早々に床に就いた。
<写真は主にM木さんとE澤(紳)さんから>
8月25日(金)晴れ 「鳥海山」
大平山荘4:30=4:40鉾立駐車場4:40―鉾立登山口5:00ー5:15鉾立展望台-6:20賽の河原- 6:55御浜小屋7:08-7:55七五三掛-10:00御室小屋(昼食)10:20-10:50鳥海山(新山)11:00-11:20鳥海山大物忌神社11:30-11:50新山外輪分岐-12:05行者岳12:10-12:14伏拝岳12:20-12:41-文殊岳12:47-14:01御浜小屋14:20-14:43賽の河原-15:30鉾立展望台 -15:35鉾立登山口ー 17:40休暇村庄内羽黒
【山行】 10時間35分(休憩1時間20分)16.4km 上り/下り1414/1414m
鉾立駐車場から今回のメイン、鳥海山鉾立コースにアタック開始。
すぐに展望台があり360度の眺めを楽しんだ後、よく整備されたルートをひたすら登る。
景色抜群、日本海を見つつも、山頂をずっと前方に見ながら歩く。
賽の河原を経て、渇水の影響で水が少なめの鳥海湖が眺められる御浜神社(小屋)にほぼ予定通り到着。
その後はいくつも残る雪渓とガレ場が増え、七五三掛を経て、千蛇谷と外輪山との分岐で、千蛇谷コースへ。御室小屋で昼食と山頂アタック準備。
ここから危険な岩場をよじ登り、無事、最高峰新山に登頂。
生憎ガスで展望は諦め、山頂が狭いため早々に下山開始。来た方向とは逆の右手に降りて胎内潜りをして、また御室小屋に降りトイレ、水分補給。
帰りは外輪山コース。尾根づたいの道は、雪渓を含め素晴らしい景色を眺めながらゆるゆると降りられ、往路に比べ長いが風の強くないこの日は、歩きやすく復路に最適だった。
コース全体、花の鳥海山と呼ばれるだけあって、途中高山植物の花畑がずっと続き、距離も長く山頂付近の岩場は気を抜けないコースではあったが、とても楽しい山行だった。
日差しが強くなった御浜小屋からの下り以外は爽やかな風にも恵まれた。
休暇村にはほぼ予定通り到着。入浴後美味しい夕食をいただくが、上質なたんぱく質補給のため全員「黒毛和牛鉄板焼き」を追加。2種類のお米が美味しかった。(朝食はまた別種類のお米)
8月26日(土)曇り/晴れ 「月山」
休暇村8:30=9:40姥沢駐車場9:50=10:10リフト上駅10:20-10:30分岐(体調不良者離脱)-10:47姥ヶ岳-11:25牛首(体調不良者合流)-11:40 1760m地点(体調不良者待機)-12:12頂上小屋-12:15月山神社-12:33月山山頂(昼食)12:55ー13:301760m地点(体調不良者合流)-13:45牛首-14:00牛首下分岐-14:20リフト上駅=14:50姥沢駐車場15:00=17:10
仙台空港(JAL)18:55=20:25伊丹空港 【山行】 4時間(休憩45分) 7.1km 655/6
【総計】16時間27分 28.7km 上り/下り2239/2239m
仙台空港への確実な到着、ガソリン補給のため、リフト利用コースに変更。
リフトを利用したため、八合目コースよりも距離は短いものの高低差は同じ。
登山道はよく整備されており、薄曇りのなか、きれいな稜線を楽しみつつ姥ヶ岳経由、牛首からのガレ場を難なくこなし、最高峰の月山神社に到着。
今年卯年は12年に一度の月山の“ 御縁年 ”
この“ 御縁年 ”に参拝すると12年分の御利益があるとのことで結構込み合っていたものの、お祓いを受け最高峰の本宮にお参りした。(写真厳禁)
その後、神社以外の最高点である山頂にて写真撮影、昼食を済ませリフト駅まで無事下山、仙台空港にも余裕をもって到着した。
ベテラン会員と若手会員がチームワーク良く、東北の百名山3座を無事登頂した。 (E澤(紳)さん記(略))
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