東北の名山 乳頭山白神岳 (平成24年6月)

 夏の間は山形に在住のアルペン芦山会員F沢さんからの山便りです。
 会では元気一番の先輩、この6月に80才になられましたよ。
 梅雨入りで週末ごとの雨にもまけず、仲間3名で乳頭山、白神岳登山を決行されたとのこと。
 かなり距離のあるそれぞれの山を山頂の避難小屋泊りの山行だったようです。(麓には好い温泉がたくさんあるのにね)
 ・・・・・あえて避難小屋泊りとしたところが山男らしいよね。・・・・便りを有難う、トミおじさん

  <写真と文はF沢さんより> 文は写真の後段にあります。
 

    
  乳頭山(孫六湯登山路の急登を登った分岐で)            田代平の高層湿原)                     田代平山荘(泊
           
           翌朝(黒湯コースを下山)秋田駒を望                       田沢湖を眼下に望み
    
    乳頭山山頂(1478m)                 乳頭山を下って車を走らせること3H、白神登山駐車場へ          白神岳山頂(1235m)
                
                                          白神岳非難小屋(泊)小屋が奥の建物 手前の建物が小屋と見紛う立派なトイレ
    <所感>
 天気を見計らって山行に及んだのに天気の回復が送れ乳頭山は分岐あたりまでは曇り空。登るにしたがって小雨が降り、田代湿原は雨。
 
頂上行きを明朝に延ばし小屋泊。
 翌朝は雨も晴れ5:30出発で頂上へ。展望は360度さえぎるもの無く秋田駒、田沢湖と初夏の山の緑が美しい。
 
下山後車を走らせること3時間強、白神登山駐車場へ12時ごろ着く。
 昼食を済ませマテ山コースを登る。針葉樹林を過ぎ小さな沢をいくつか越して
傾斜が急になる最後の水場、そこからマテ山分岐まで70分くらいの急登、ブナの樹林帯が続き展望が悪い。
 分岐を過ぎると傾斜のゆるい尾根上の
道をブナ、ミズナラ、丈の低いダケカンバの林が続く。最後の急斜面に入るとニッコウキスゲ、コバギボシが咲き乱れ疲れを癒してくれる。
 急登は200mほどで尾根の分岐に出て、そこからは日本海、白神の小屋が見えた。
 今日は小屋泊。世界遺産になってから出来たのかトイレがいやに立派だ。
 白神の頂上は小屋から100m位離れており周囲より一段高くなっている。西に日本海、東はうねうねと続く白神山地、奥に岩木山が意外と近さで望めた。
 下山は往路を引き返し無事駐車場へ戻り、又車を走らせ帰途に着く。  (アルペン芦山会員F沢さん記)

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