上高地散策と焼岳登山(平成26年9月28日~29日)(アルペン芦山会員F沢さんより)
アルペン芦山会員F沢さんから山形の山仲間「導標の会」の皆さんと総勢17名で山旅の様子が届きました。
好天の中、素晴らしい山行だったのですね。・・・・便りを有難うトミおじさん
まず、この度の御嶽山の噴火で亡くなられた山の仲間に謹んで哀悼の意を表します。
御嶽山から東経上50kmほど北の焼岳のことでちょっと心配しました。
導標の会長との久々の山旅で期待がふくらみます。
まず1日目は上高地の散策、大正池から自然道散策しましたが中部山岳国立公園の決まりごとで 「採らない、与えない、持ち込まない、捨てない、踏み込まない」 と五つのルールがあり、訪れる皆さんがそれを守っているからでしょうか、鴨や猿が人に近づいてもおとなしく挨拶でもしているような態度に、僕が住んでいる古里の猿とは大違いでびっくりしました。
地球上の動物、植物全てがお互いのルールで地球を壊さずに住んでいけるかなと思った次第です。
翌日は焼岳登山、抜けるような秋晴れの中、和気あいあいに頂上を目指しました。途中、見事な紅葉に歓声を上げることしきり、また北峰頂上(2399m)近くではガスが噴出、頂上に進むにつれ岩の割れ目が大きく、ここで地震など起きたら大変だ!・・と、昨日の天災を思い合わせたことでした。
出発して3時間半、無事全員揃って頂上を踏むことが出来ました。この雲ひとつ無い快晴で頂上からの360度の展望を望むことが出来、みんなで喜び合いました。下山も来た道を2時間半と予定通りで下り、宿で汗を流し帰途へと着きました。楽しい山旅でした。(略) (F沢 記)
<追加報告> 越後 荒沢岳登山(平成26年7月5日~6日)
報告が遅れてしまいました。1回目、2回目とF沢さんは頂上を踏めずです。・・残念でしたが、山ではよくあること。
・・・2回目の写真と便りが届きました。・・・有難うトミおじさん。
2年前にも行った荒沢岳登山、その時は夜出発して、よくよく休みも取らず登山になって前嵓岳までで終わっていたので、今回は7名で万全を期して銀山平に前泊、早朝4;30出発で登山に臨みました。
アップダウンの繰り返し、前山まで鎖やハシゴを使っての登りでやっと前が開けたら前方に鋸歯の壁、前嵓岳がそびえる。
柱状節理の垂直の岩を慎重に登ってやっと前嵓山頂に着く。
残り430mの高低で荒沢岳山頂が迫ってくる感じ、ここからやせた稜線が山頂へと続くが、登り2時間と言うところで女性1名と僕が足が攣り前に進めなくなってしまった。
休憩を取り足をマッサージ、飲み薬を飲んで休み休み山頂へと向かうが山頂まで20~30分の処で完全に歩けなくなってしまった。
仲間は頂上に向かい、僕はここで下山を待つことにした。
頂上に立った5名の仲間もガスで展望が望めず、そうそうに下山して来た。
みんなと一緒に下山となり、再度の前嵓の壁は登ったとき以上に慎重に下り、予定の9時間30分位で宿舎に帰る事が出来た。
この山は体調を整え間近のトレーニングがとても大事だと言うことを実感した。ともあれみんな無事下山出来たこと嬉しく思う。(略)
(F沢 記)
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