四国の剣山とキレンゲショウマ(平成26年8月13日)
 
 アルペン芦山会員T田さんからの便りです。最近は悪天候が続いて毎日曜日のアルペン芦山の山行も連続中止になった状況でした。
 T田さん便りを有難う・・・トミおじさん

 
  <T田さんより文と写真>
 この連休は天気が悪くて、唯一8月13日はまずまずの天候との話なので思い立って四国の剣山に日帰りで行ってきました。
 近畿の百名山で唯一登っていなかったことと、今がシーズンのキレンゲショウマを見るためです。
 この花は宮尾登美子の「天涯の花」で有名になった固有種で8月上旬~中旬が見ごろと聞いていたからです。ただ結論的にはまだ莟が多く見ごろはもう1~2週間後でしょう。
 今年はどうも梅雨ごろは寒かったのでしょうか。山自体はリフトの終点から200m強の高低差を40分弱で登って終わりで、登山とも言えない家族向けのハイキングですが、頂上は広い笹原で気分がよく、頂上から見る次郎笈はなかなか美しい山でした。
 往復してこれないこともなかったのですが、せっかくきたので、奥祖谷のカズラ橋(観光名所のカズラ橋より上流で人も少ない)を見たり、大歩危・小歩危によることにして、頂上から早々に引き上げました。
 キレンゲショウマの群生地は登山道から少し離れたところにありますが、ここに行くときに、誰も行かない鎖場を通ったところが、これはなかなかのもので、鎖はしっかりしていますが、狭いチムニーの中の足場が滑りやすく、且つ磨耗していて下りで使ったのですが、思わぬ緊張感を味わいました。登りならともかく、下りには使わないほうが無難。立派な道があるのだから。

      
  
          
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