中山道(なかせんどうを歩く 第3回目(平成27年12月4日~7日)    第1回目と2回目はこちらから  

 アルペン芦山会員Sさん(熊野の語り部でおなじみ)とI原さん、山ガール仲間の3人で、日本の五大街道 「中山道」 を京都三条大橋から東京日本橋に向かって歩きはじめて今回は第3回目です。Sさんから写真を添えての便りです。
 スタートは前回終点の垂井宿から。
 天候に恵まれ、揖斐川、長良川、木曽川を初めて歩いて渡り、国宝犬山城を見学したり、宿場のお祭り、酒蔵の試飲等々、凸凹3人組で街道歩きを楽しまれたとのことです。

 12月4日(約26キロ)
 垂井宿から赤坂、美江寺、河渡の宿場を過ぎJR岐阜駅近くで宿泊。
 2回道を間違った。1回目は標識の見間違い。教訓:地図と標識は謙虚に見るべし! 2回目は町の中なので暗くなっても歩けると思ったのが大間違い。
 地方の都市の道は暗く、目印、標識が見えない。何回も道を尋ねながらJR岐阜駅にたどり着いた。

 12月5日(約21キロ)
 加納、鵜沼の宿場を過ぎ、犬山ユースホステル宿泊。
 ひたすらまっすぐに伸びた国道を歩いた1日。長かった! 各務原には自衛隊の基地と関連して川崎重工ががあり、立派な市庁舎があり、潤っている感じ。
 鵜沼の宿場はよく整備されていて脇本陣では語り部さんに説明していただいた。脇本陣は2億5千万円かけての再建で、町並みの一建築を本格再建するという話は、鵜沼宿の他にないそうです。また
昔御嶽山が噴火した時、ここまで火山灰が降り積もったとか。
 予定より早く到着し、念願の犬山城を見学。ワン丸くんの着ぐるみも出ていたが、ヒコニャンの勝ち。お城の上空を戦闘機が訓練中。


12月6日(約18キロ)
 太田、伏見、御嵩の宿を過ぎ、鬼岩温泉の旅館宿泊。木曽川沿いに歩く。
 太田宿で中山道祭りをしていたので、たくさんのお店を見たり、餅付、酒造見学、脇本見学等で1時間20分の道草をしてしまう。
 予定の場所まで歩けず山道に入る手前で旅館に迎えにきてもらう。


12月7日(約22キロ)
 いよいよ山中に入り、いくつかの峠を越える。越えた宿場は、細久手、大湫
(オオクテ)を過ぎ大井宿の手前で歩き終わり、JR武並駅にバスで出て名古屋経由で帰宅。
 途中いくつかの保存の良い一里塚、高札場、茶屋跡があり、いかにも街道らしい
  歩き終わりのバス停では、1日4本のバスに数分の待ち合わせで乗れてラッキーだった。   (Sさん記)


               
                   皇女和宮が詠んだ歌にまつわる公園                          街道沿い景
                      
                     加納宿追分石(右岐阜谷汲左西京)                   鵜沼宿の街並みと古い酒蔵   
          
              犬山城天守閣から                                     国宝犬山城前
      
 
          難読町村名をPR 坂祝(さかほぎ)                           太田宿での中山道祭の餅つき           こんなお店がまだあります    
   
          鵜沼から見た御嶽山                           街道沿い景色          よく保存された一里塚、昔は松或いはえのきが植えられていたそうです
 

      
     
                歩き終わりの深蓑立場跡

         道中、読めない地名が多かったです。各務原(カカミガハラ)、善知鳥峠(ウトウトウゲ)、顔戸(ゴウト)、大湫(オオクテ)等々。                             
  
                                                                                          home

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