アルペン芦山創立50周年記念                  
         兵庫縦断トレール第4区間・第5区間(川上~峰山高原~雪彦山(平成28年4月23日~24日)


 アルペン芦山の主催する雄県兵庫を日本海側から瀬戸内海(太平洋)まで縦断するコース開発事業は昨年11月より実施され、今回4回目の行事です。
 リーダーI居さんの便りです。


 4月23日 参加者会員5名
  今回も地図を頼りに踏み跡を捜しながらトレールを完歩するという兵庫県縦断トレールの趣旨にふさわしい山行になった。川上からの取り付き、少し入った時点で急坂とハイキング道との分岐点と読図力を発揮する場面がでてくる。
 昼頃、大草原が広がる砥峰高原に到着。峰山まではハイキング道をたどり、広い防火帯を愉快にくだり、峰山高原ホテル「リラクシア」にショートカットで到着。ホテルに荷を置いて暁晴山に向かった。アンテナが林立し展望のよい山だ。
 帰途翌日の入山地点を確認する。このあたりと見当をつけて車道から雑木林を強引に下ると目当ての作業道に出た。車道にもどりさらに明瞭な道を発見。ホテルに戻ったころから雨が降りだした。夜は快適なリゾートホテルライフを楽しむ。

  24日 参加者4名
 いよいよ今日は8年前のネット情報しかない雪彦山への縦走路に入る。空は明るい。昨日見つけておいた道を下り作業道へ。やや荒れた幅広の道を進み中坪峠に着いた。一旦離れた稜線にもどると、鹿防護ネットが張られた枯れたカヤトが密集している広い稜線に出る。
 ネットの向こうにようやく1,002メートルの三角点を発見。下りで少々苦労したが、無事に坂の辻峠に到着。林道峰山線の起点でもある。

  一番の難所は越えて、後は林道を通り、三辻山登山口から三辻山へ。姫路最高地点を経て真新しい林道に下り、また山道にもどり、920メートルピークを越えると、はるか遠くに暁晴山が見える。
 鉾立山を経て雪彦山へ。2週間前に第6区間(その1)トレールで到達したところだ。なんとか二つのトレールをつなぐことができた。
下りは虹ケ滝へ直降し、登山口からタクシーからバスに乗り継ぎ姫路駅で解散。

 読図によって未知のルートを捜し、ルート捜しを通して山と大自然に向き合う魅力を感じた山旅であった。同時に山は登るためにだけあるのではなく、現代にあっても人々の生活を支えていることがわかった。登山道は絶えても作業道は使われているのである。

        詳しい山行報告はこちら    全体計画   1回目のHPへ   2回目のHPへ   3回目のHPへ

   <写真はO村さんより、一部T本、I居さんより>                                                 
    
     
                
       
 
   
       
  
  
          
 
             
 
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